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絵画のようなスンホ君〜ポゴPoster BTSより その2   

2013年 09月 05日
「ポゴシプタ」のポスターは、何種類か撮影されていますが、このユ・スンホ&ユチョンでのスンホ君は、ちょっとヨーロッパの絵画のような趣き。
時代や地域としては、19世紀半ば「嵐が丘」の時代のイギリス、みたいな感じかと、想像してしまいます。「嵐が丘」も復讐だし…。
ただし、この「ポゴシプタ」に出てくる国は韓国とフランスで、イギリスとは無関係。でも、このポスターのどんよりと重たい感じは、フランスというよりイギリスでしょう。





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撮影は、テストから始まり・・・

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画面を見て、チェック。

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カン・ヒョンジュンというキャラクターが、俳優ユ・スンホの表情にあらわれる。

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撮影は、2012年10月。

YSH biasedさまの動画より

http://www.youtube.com/watch?v=Xuzmn_oN10c&feature=share&
list=TLwY30ruQqXa8





最初にこの画像を見たとき、私はユ・スンホ君についてあまり詳しく知らなかったので、テストの写真を撮ってからそのテスト画面を覗き込んでいる彼の姿勢のプロフェッショナルぶり、また、7歳も年上のユチョン氏と渡り合える、高い意識があることに驚きました。

「アラン使道伝」出演のとき、「僕も10年もこの俳優という仕事をしてきているのだから…」と言う発言がありましたが、子役であっても仕事の厳しさは大人と一緒。そして、高校を卒業して、大学でなく撮影の現場で学ぶことを選択した彼は、まさしくプロフェッショナル。
この数枚の写真から、彼が確実に作り上げていく世界を読み取ることができます。

by Cloudia-Yo | 2013-09-05 07:15 | ポゴシッタNEWS | Comments(5)

ドラマを語るスンホ君〜ポゴPoster BTSより  その1   

2013年 09月 05日
「ポゴシプタ」ポスター撮影時のユ・スンホ君インタビュー。
ここでは若く見えるスンホ君。。。


英語字幕、適当に訳しましたが、間違っていたら、ミアネヨ〜!!


「会いたい」は、どんなドラマ?


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Q:カン・ヒョンジュンとは、どんな人物?

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こんにちは、ユ・スンホです。ドラマ「会いたい」でカン・ヒョンジュンという役を演じます。
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お会いできて、嬉しいです。
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カン・ヒョンジュンというのは、父親の代からの悪縁ということから始まる役柄です。
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彼は、ジョンウのライバルで、
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穏やかな微笑の裏に、復讐心を抱いています。
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そして、彼はとても平静で冷たい面も見せることになるでしょう。
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カン・ヒョンジュンは、そんな人物です。


Q:「会いたい」は、どんなドラマ?

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恋人達のとても温かく、親愛に溢れた物語をお見せできると思いますが、
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同時に、復讐というものが現れてくる、とても悲痛な物語にもなっていきます。
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それは、通り雨の温かさと哀しさのような物語です。
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秋という季節にふさわしいドラマになると思います。
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「会いたい」をたくさん楽しんで見て、応援していただきたいと思っています。



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撮影は、2012年10月。

YSH biasedさまの動画より
http://www.youtube.com/watch?v=Xuzmn_oN10c&feature=share&list=TLwY30ruQqXa8

by Cloudia-Yo | 2013-09-05 07:10 | ポゴシッタNEWS | Comments(0)

◇ユ・スンホ 軍入隊 あまりに真摯な天才俳優の決断   

2013年 03月 06日
3月5日ユ・スンホ君、軍入隊 したそうです。
(2013年)


スンホ君のメッセージはTTU0817様のYouTube動画で見られる模様。
    ↓
2013.03.05 유승호 군입대 인사
http://youtu.be/9sD19oRPwKU


スンホ君、淡々と明るい笑顔で、入隊の挨拶をしています…。


彼が入隊したのは、江原道・春川(カンウォンド、チュンチョン)の陸軍第102補充隊だそうです。春川は、ソウルより東、「冬のソナタ」で有名になったあのチュンチョンらしく。いつも人に迷惑をかけることを嫌っているユ・スンホ君。一緒に入隊する他の兵士に迷惑をかけたくないという彼の願いどおり、静かに入隊…。





さて、私、本日(5日)、ユ・スンホ君の記事の載っている「サラン」を購入。レンタルのDVD「マウミ」の返却日だったのですが、もう1回見たい気がして(虫の知らせ?)、延滞料を払い、1日延ばすことに決め…。加えて、今日は仕事先で携帯電話を紛失。交番に届け出て、駅でもう一度、本日の携帯電話の最終使用状況を思い出したら、なんと、キャリングケースの中に落っこちていた!!かくして、やっと見つけた携帯電話で大先輩ブロガーの方からこのニュースを知ることに。

「本日、3月5日スンホが入隊しました^ ^」

一瞬胸が苦しくなりました…ね。スンホ君が「ポゴシプタ」で「スヨンに会いたくて、息ができないほど」とか言っていたのと同じ状態??加えて、涙も滲んだ。。
ネットでもう少し後の日にちと書かれていたのを見たので、それを信じていた私。またまた、予想外の早さ。

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12月の入隊発表寸前のスンホ君。
その穏やかな表情が人生を達観しているかのように思えた…。


ずっと、入隊の時期については家族と話し合ってきたというスンホ君。それは兵役のない日本では予想もできないことですが、韓国の方にとってはごく普通のことなのでしょう。
子どもの頃、ずっと海軍に行きたいと言っていた彼は、大学に行かないことを選択する代わりに海軍を諦め、陸軍を希望することにしたそう。(お母様は海軍入隊には反対だったので)。

大学で学ぶより、現場で学ぶことがまだまだあるから、と大学に進むことを選択しなかった。
彼は、「ポゴシッタ」日本での放送を前にしたインタビューで「共演者のユ・チョンは?」と聞かれ、「ユ・チョンさんは周りの人を和ませ、スタッフも疲れを忘れて撮影ができる。自分にはできないことで、これを見習いたい」という内容のことを言っていた。スンホは、いつもそうやって共演者を見ながらたくさんのことを学び続けて来た。演技力のある俳優からは演技力を学び、アドリフの巧みな俳優からはアドリブを学び、表情の巧みな俳優からは多彩な表情見せることを学び…。才能ある人、それは素直に吸収できるか否かもポイント。与えられた役にいつも真摯に取り組み、共演する人を見事に観察し、それを自分の栄養として演技の中に取り込み、俳優として成長してきたユ・スンホ。

そして、最近のコメントの中では、「戻るなら、小学生に戻って、勉強するなど、別のことをしてみたい」というような考えも見せ、俳優として過ごすこと以外の可能性にも目を向けるようになったことが分かる。インタビューでの「俳優でなければ社会福祉の仕事についていたかも」というコメントを読んだ。スンホ君がインドに行ったとき、現地の子ども達を抱きしめる彼の姿は、深い愛情に満ちていて、俳優である彼の別の一面を見たようだった。だから、スンホ君自身から「社会福祉」という言葉が出てきたときに、すぐに納得。

かと言って、彼は俳優であることに対する情熱を失った訳でなく、「ポゴシプタ」終了のときにも、「入隊して、帰って来たら、演技に邁進します」と語っている。演技をするときに幸せを感じるという彼は、画面からは予想もできないほどシャイな人柄であり、ナイーブな精神の持ち主であるだけに、心の中に溜まっているものを演技という形にして外に出して行くことが心地よいのだろう。もちろん、彼も語っているとおり、「ハリーという人物が分からなくて、難しい」、つまり、演技するキャラクターは彼とは同一であることはないが。彼の中にある情緒を引き出して演技していることは確かかと。

演技について、ユ・スンホは「ポゴシプタ」で大人の演技を獲得したいと必死で取り組んだ。寝る時間もないほど忙しかったと言う。撮影が遅くまで続くのに、その上、自分の演技について反省し、どう演じるかを考えるとしたら、確かに寝ている時間などなかっただろう。(撮影の合間にみかんをよく食べていたと言うが、ビタミンCの含まれているみかんは寝不足には良い食べ物だったかもしれない、と思います…)。「ポゴシプタ」の演技で、人並み外れたキャラクターを生み出した。彼の並々ならぬ決意と集中力が痛いほどに感じられた。彼の想いがこちらに突き刺さるようだった。

彼は現在自分のやるべきことをしっかり捉えて行動しているが、それはいつも未来の自分の姿を思い描いてのこと。未来の自分が今よりさらに輝くために一体何をすれば良いのかを考え…、というか、彼は直感的に何をすれば自分が前に進めるのかを分かっていて、他の人は気づかない方向に結論を出している。
その彼が得たのが、「これから先、自分の可能性を広げるために必要なのは、ひたすら演技を続けて行くことではない」ということだったのだろう。今、成人俳優と認められ、「ポゴシプタ」の好演で評価もこれまでになく上昇しているとしても、目の前の栄光より、更に未来に大きくなるための可能性を取る。それは、ずっと続けてきたことから解き放たれたいという良い意味での反抗期なのかもしれない。

たった19歳で既にベテラン俳優であり、共演者達も皆、彼をプロの俳優として認める。演技のテクニックについては申し分ない。そこから更にアップするには、人間としてどれだけ大きくなるかしかない。19歳で彼が見てきたもの、それは、学校と撮影現場が大半だったのだろう。高校卒業の頃から彼はずっと撮影現場にいた。ここで、彼はそれをいったん断ち切り、別の生活をすることに期待をしているようだ。その心境は理解できるような気がする。

新たに始まる軍隊での生活。俳優として完璧なプロフェッショナルである彼は、普通の19歳とは違う強さを身につけているはずで、演技とは異なる軍隊の生活でもきっと立派にやっていくことと思う。

ああ、ついに行ってしまった、スンホ…。

ユ・スンホという人間は、あまりに真面目で、手を抜くことをしない。それが自分自身の発展のためになることを本能的に知っている。「ポゴシプタ」の演技で、多くの人を釘付けにしたユ・スンホの演技。これから21ヶ月の過酷な経験が彼の心身をより強固にし、それが新たな確信へと繋がっていくことを心から願っています。

d0289252_212428.jpg  日本は穏やかな春の日、3月5日
    木々は枯れているように見えるけれど
     すでに新芽が太陽に向かって膨らんでいます

  
 スンホ君、行ってらっしゃい。。

 
 また新たな演技を見せてくれる日を
   心待ちにしています

  そして 韓国、日本、世界の国々に
        平和があることを願っています









追記:

ユ・スンホ君、3日間102補充隊に留まった後、現在は27師団新兵教育隊に配置されたそうです。



追記その2:

ユ・スンホ君は新兵教育を優秀な成績で終え、現在は、27師団イギジャ部隊の新兵教育隊の助教として、服務中。新兵を指導するという仕事に携わっているようです。
2013年10月26日には、イギジャ部隊のフェスティバルで、久しぶりで俳優ユ・スンホとしてファンの前に姿を見せ、サイン会に登場し、明るい笑顔でました。
そのときの記事は、こちらに書いております。。
   ↓
10月26日… ユ・スンホ サイン会☆












by Cloudia-Yo | 2013-03-06 03:35 | ユ・スンホNEWS | Comments(14)

◆ユ・スンホ、麗しのまなざし!!   

2013年 02月 09日
動画、削除になってしまいましたので、差し替えです。。

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HD] I miss you(보고싶다) MV14

-Yoo SeungHo(유승호)

 Croatian Rhapsody


2012JHJさまの動画をお借りしました。
↓ ↓ ↓
http://youtu.be/DYhnfN0qXk0




☆「会いたい」のスンホの麗しのまなざしが満載です!






◆ さてさて、彼の表情とまなざしについて、ちょっと…

ユ・スンホは、1人の人とは思えないくらいたくさんの表情、たくさんの顔を持っています。


私が最初にユ・スンホに出会ったのは「勉強の神」(「ドラゴン桜」の韓国版)のファン・ベクヒョン役でした。実は、このときの彼はまだ明らかに高校生で、「演技の上手い綺麗なお顔の子だし、なんだか若いのに存在感があるな」と思っていました。その次に見たのが、運命の出会い(と、私は思っている…)、テレビ東京「ペク・ドンス」のヨ・ウン役でした。ずっと見ていて、最終回で号泣して、その後、「ペク・ドンス」のキャストを調べていたら、ヨ・ウンを演じたユ・スンホは「勉強の神」のファン・ベクヒョンをやっていたと…。

ええっ!?

同じ人とは思えなかったんですね。ヨ・ウンは大人の俳優さんがやっていると思っていたので、高校2年生がやっているというのに(激)驚きましたが、ヨ・ウンとファン・ベクヒョンが同じ人がやっているとは思えなかった…。顔が違う…。。

ユ・スンホ、不思議…。

あまりにもたくさんの顔を見せてくれて、同じ人間のものとは思えない。彼の表情は豊かですが、それにしても毎回顔が変わり過ぎ!!表情の豊かな人はたくさんいます。日本の竹中直人さんは、多彩な人で表情もいろいろ見せてくれますが、どの表情をしていても竹中さんであることは分かります。ところが、ユ・スンホは全く違ってしまう。役によって、別人の顔を創ります。

彼のお顔は、目鼻立ちがはっきりしています。切れ長の目。彼のお母様が「目がきれい」と言い、某記者の方も「目が良い」と言っていて、幼い頃からずっと、目の奥から光を発しているような、彼という人間の芯にあるものの魅力を見せてくれる目でした。その目が、鋭くなり、優しくなり、茶目っ気のある表情になり、翳りを帯び、ときには驚いてドングリ眼のように可愛い目つきになる…。彼の目は変幻自在。

そして、彼の口も同様。基本はすっとして美しいのですが、表情によって、どうにでも変われる。おそらく彼はそれを知っていて、ハリーの役の前半では、ひたすらそれを崩さず、後半の感情の爆発場面では、あえて崩して表現の幅を広げたと思うのです。

彼のお顔の構造自体が、ひじょうによく動く、多彩な表現をするのに向いている顔だと言えます。

彼は「会いたい(ポゴシプタ)」でその文句のつけようのない美しい顔で「CG男」と言われましたが、インタビューで「子どもの頃は不細工な顔だったが、この顔になるまで我慢して仕事を続けてきて良かった」と言って記者たちの笑いを誘ったと聞きました。記者たちには「笑い」だったかもしれませんが、彼がこの素敵な顔を獲得するまでに、いかに自分の演技や表情の研究を続けてきたかを物語っている言葉だと思うのです。

顔は、自分が創り出すもの。日本の俳優さんでも、出始めの頃は気に入らない顔と思っていた人が、活躍し出すとだんだん嫌でなくなり、素敵に思えてくるということは多々あること。何十年も前ですが、新体操の山崎浩子さんは、「鏡を見て表情の研究をしている」と言っていましたが、俳優ユ・スンホは、目標のためにたゆまぬ努力を続ける人。ここにいたるまでに、彼は人知れず「素敵な表情」を得るための研究を続けてきたはず。

記者さん、彼の努力を想像しないで、笑っちゃいかんよ!!

彼のよく変わる表情を創り出すお顔、そのお顔の筋肉も彼のたゆまぬ努力で鍛え上げられてきたもの。ユ・スンホはそんな人。。


ユ・スンホは
   ほんとに素敵な俳優 
       そして 素敵な人です…よ☆





追記:

本日(2014年3月16日)久々にこのページを見たら、「勉強の神」のファン・ベクヒョンと「プロポーズ大作戦」のカン・ベコの名前が合体してしまっていました。みあね〜!!
ファン・ベコでなく、ファン・ベクヒョンだったので、訂正しました!!
韓国のお名前、難しい…。







by Cloudia-Yo | 2013-02-09 12:14 | ユ・スンホ評 | Comments(4)

ユ・スンホ「会いたい」終了ー犠牲者ヒョンジュン 哀しい結末   

2013年 01月 30日
「ポゴシプタ(会いたい)」終了後に襲った虚無感

「ポゴシプタ(会いたい)」放送終了後、いまだ立ち直れず…。結末について、自分なりの考えをまとめないと納まりがつかず。が、途中気になる場面もあり、なかなか「結末について」まで辿り着けませんでした。やっと本日、終了後3回目にして結末までいけそうです。。。

さて、私は、絶対的ユ・スンホ・ペン、ユ・スンホ演じるカン・ヒョンジュン&ハリー寄り立場におります。パク・ユチョンさん、ユン・ウネさんには、厳しいスケジュールの中、全力で主役を演じられ、ユ・スンホ君の演技もお二人との共演により引き出された部分多々あると思われ、心からの敬意を表します。しかし、どうしてもヒョンジュンというキャラクターに心惹かれているため、暴言を吐くことも多々あります。個人的見解とご理解ください。

※ユ・スンホ演じるカン・ヒョンジュン=ハリー・ポリスン、ユン・ウネ演じるイ・スヨン=ジョイ・ルー、2人とも最後まで両方の名前を使っているので、統一せずに表記いたします。


○12歳のヒョンジュンの傷
       14年間のスヨンとの関係

 
第21話、見直して驚いた。冒頭はこれまでの「ポゴシプタ」の内容の主要な部分をまとめたもの。2分半にわたる冒頭部分の内、最初の2分までがカン・ヒョンジュンの復讐に関するもの。このドラマはカン・ヒョンジュンが主役だったんだ!?と。この冒頭部分には、ラスト近くの狂ったヒョンジュンでなく、12歳の子どものとき、フランスでのハリーとジョイの1コマ、韓国で復讐を実行に移そうとするハリーといった場面で繋がれている。そう、ジョンウとスヨンの恋愛は、このドラマの中の主となる部分ではなかったと判明!!と、思えるこの事実。。この2分間、ハリーの魅力満載。特にその眼差しが…。そう、ハリーの復讐が始まる頃は、ストーリ−の行方にもワクワクしていた…。

さて、21話、14年前に事件の現場だった倉庫が舞台に。扉を開けるハン・ジョンウ。中にいるのは、うつろな目のヒョンジュン。ああ、カン・ヒョンジュン。12歳で、母を奪われ、足に一生消えない傷を負わされた可哀相な子ども。今、殺人に手を染め追いつめられてここにいる。

彼は12歳のとき、監禁された小屋の中、ハン・テジュンに放たれた猛犬に足を噛まれ大けがを負い、窓ガラスを割って逃げ出した。たった1人頼るべき存在である母はテジュンに監禁されている。彼に全財産を譲ろうとしていた彼の父は、ハン・テジュンに殺された。迫ってくるハン・テジュンから逃れるために遠い国へ旅立とうとするとき、ヒョンジュンは母の傍に寄って別れを告げることさえできなかった。過酷過ぎる現実。彼に咎はなく、悪辣な大人たちの被害者。

そのような背景の背負う人物が、どのように14年という月日を過ごしてきたか?ハリー・ポリスンとして生きるヒョンジュンが、第5話で初めてハン・ジョンウと対面したシーン、車から降りて、ジョンウの方に目をやるシーンは、彼の生き様が見えるようだった。ハリーは登場から不思議な雰囲気に包まれていて、魅惑的な人物だった。悪役とは言え、ユ・スンホの演じるハリーは、ジョイに対する優しさに溢れ凛々しく、杖をつくことさえ美しく、また、その目の端に心の闇が浮かんで、登場の初めから惹き付けられた。

d0289252_3272739.jpgヒョンジュンは、14年前スヨンを探して迫って来たキム刑事に渡そうとはしなかった。とはいえ、車に引かれ置き去りにされそうだったスヨンの命乞いをした。14年間、ヒョンジュンの財力でスヨンは生活し、デザイナーになるための勉強もさせてもらったはず。スヨンも「ヒョンジュンとは家族だった」と言うが、それだけでなく、ヒョンジュンの恩恵を被って生きてきた。しかし、スヨンには、そのことに対する感謝の言葉は1度もなかった…。

「ヒョンジュン、あなたがいたから、私は14年間生きて来られた」。スヨンはけっしてそんな言葉を口にすることはなかった。 ハリーは家族のような存在。しかし、彼が母との哀しい再会をしたとき、そしてまた、永遠の別れのとき、あまりにも痛々しい彼の心に手を差し伸べることをしなかった。スヨンにしてみれば、善人だと思っていたヒョンジュンが「カン・サンドックを殺した」と言うんだから、ショックを受けてもしかたない?でも、だからと言って、ヒョンジュンのことをジョンウに告げ口するのはどうよ?スヨン、あなたの14年間は、何だったの?家族って、そんなに簡単に捨てられるもの!?












○ヒョンジュンがスヨンを拉致した倉庫の場面
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倉庫のシーン。ジョンウは、過去の汚名をそそぐ覚悟といった面持ちで扉を開ける。ここで主人公たち3人の心の中にあった真実が明らかになる。

血にまみれた手で拳銃を持ち、力なく椅子に座るヒョンジュン。頭に浮かぶのは、ジョイと共にいたときの幸せな生活。自分の国を離れ、頼れる者はお互いだけ。支え合って生きてきた2人の関係は、あまりにも美しかった。ヒョンジュンはそれに執着し、スヨンに「自分を愛していなくてもいいから、戻りたい」と言う。ヒョンジュンの異常な執着とも見えるが、ヒョンジュンでなくても、あの関係を取り戻したい、あの頃に帰らせてやりたいと思ってしまう。大金を1度に引き出す資産運用家、そして、美しいハリーは、今、何もかも失い、警察の銃弾で傷を負い、崩れ落ちるように座っている。あまりに哀れ…。

ヒョンジュンの目は虚ろ。彼の手にあるのは一丁の拳銃とジョイの作った杖。莫大な財産を所持していた彼にはそれだけしかない。痛々しい、あまりにも無惨な状態。14年前の汚名を今日注ごう、今度こそスヨンを助けようというジョンウの表情に比べ、ユ・スンホ演じるヒョンジュンは、狂っているのか、銃で足を打たれた出血で体力を消耗しているのか。この場面のスンホは、かつて見せたことのない澱んだ眼差しと表情。もう逃げ道はなく。落ちるところまで落ちたヒョンジュンの惨めな姿。

痛みに心を奪われ朦朧としながら、スヨンに語りかけるヒョンジュン。スヨンを取り戻したいために、スヨンを14年前に傷つけられた倉庫に連れてくるという、卑劣な手を使う。ジョンウがスヨンを置いて逃げた卑怯な奴だということをスヨンに思い出させるために。「そこまで落ちてしまったか、ヒョンジュン」と、初めは残念にさえ思える。が、その内に1つ1つのヒョンジュンの吐く言葉、ジョンウやスヨンの言葉に対するヒョンジュンの反応に、彼の辛さが伝わってくる。泣かされる。この場面、またしても新たなスンホを見せた。本物の悪役。ヒョンジュンという人間のエゴと哀しさを見せつけてくれた。この場面、彼のしていることがたとえ正しくないと分かっていても、ヒョンジュンが哀し過ぎた。

ヒョンジュンは、何度もスヨンに「こちらに来て」と哀願し、遮るジョンウに「邪魔するな!」と怒鳴る。銃弾の傷に力ない声になりながらも嘲るように笑い、ときに足の痛みに顔を歪め、うめきながら、スヨンに語りかける。スンホは刻々と変化していくヒョンジュンの内面を様々な表情で見せた。

ヒョンジュンの言葉。「俺を優しく見て。俺を許してくれ」「1人にはなりたくない、怖いんだ.刑務所に閉じ込められたくない」「窒息しそうだ。君がいないと息ができない」「スヨナ、来て」「来て、ジョイ」
「俺は人生で嘘をついてきた。生きるために」「痛いよ、ジョイ」「君とフランスに帰りたいよ」「君が愛してくれなくても、幸せだった」。
1つ1つのヒョンジュンの言葉と表情、その間にも、命があり、こちらの胸もしめつけられる。ヒョンジュンの言葉は自分本位で、スヨンに届くはずのない言葉を虚しく吐き続ける。孤独と哀しみに満ちていて、愚かさよりも辛さが切々と伝わってくる。悪役ヒョンジュンを突き放して見ることができなくなる。

ヒョンジュンはスヨンに「悪かった」と謝る。
スヨンは「あなたの全てが嘘だったとは思わない」「私はあなたが望んだ形ではなかったけれど、あなたを愛していた」「私も嘘をついていた。全てを忘れた振りをして、会いたくはないという振りをしていた。ごめんなさい」

スヨンの言葉に力を落とすヒョンジュン。
「ジョイ、何故俺を怖がる?全ての人を殺したとしても、俺は君のことを殺しはしない」「君の作ってくれた杖を持って、一緒に住んでいたところに帰りたいよ」ヒョンジュンの言葉が痛い。幸せそうだったときを思い出してしまう。
ヒョンジュンが銃口を向けたジョンウの前にスヨンは立ちはだかり、自分の胸にヒョンジュンの拳銃を当てる。「ジュナ、あなたのことがとても好きよ。でも、これが愛なの」スヨンのこの言葉は聞きたくなかった。何故か?

15歳のとき、スヨンは拉致されたジョンウを助けようと果敢に追いかけて、結局自分も拉致されてしまう。好きな男の子のために自分の身を顧みず助けようとした15歳のスヨンは、凛々しかった。が、29歳のスヨン、もっと違う愛情が見えても良かったのではないか?

スヨンを助けようとしたジョンウがヒョンジュンに撃たれ、スヨンは倒れたジョンウの身を案じ泣き叫ぶ。ヒョンジュンは「俺だって君のために死ねる」と言って、自分のこめかみに銃口を向ける。ところが、スヨンはジョンウしか見ず、ヒョンジュンを思いやることはない。
愛ってそういうもの??


男女の愛、相手を救うためなら自分の身の安全も顧みない、そういうこともあるだろう。だが、男女の愛ではない愛はどうなのか?家族だって、放っておいて死んでしまっていいはずはない。例えば、スヨンがヒョンジュンの銃口を自分の胸にあてたとき、「私が死ねば気が済むなら、私を殺しなさい」と言って、身体を張ってヒョンジュンを諭し、彼の心を救おうとするなら、全く違っていただろう。しかし、優先されたのは男女の愛で、家族の愛は「死んだとしても見向きもしない」程度の扱われ方になっている。現に、ジョンウよりヒョンジュンの方が重傷だった。

ヒョンジュン自身も、スヨンが男としての自分を愛することはないと分かっていた。が、せめて、銃弾に倒れてしまうヒョンジュンに、家族の愛をかけてやって欲しかった。
ヒョンジュンが最後に口にする言葉、フランス語の「キスして」。これは、意識のある彼がこの世で語る最後の言葉になる。


○ヒョンジュンが記憶障害となった精神病院の場面       
 ー犠牲者ヒョンジュン 哀しい結末


病院に運ばれ、生死を彷徨うヒョンジュン、彼の生きたいという意志はスヨンとの思い出にあった。
そして、ヒョンジュンの最後の登場シーン、精神病院でのシーン。これは、ヒョンジュンの結末。


ここではスヨンへの執着も、ジョンウへの嫉妬も、ヒョンジュンの記憶からは消えている。ヒョンジュンの中にあった「素直に人を受け入れられない心、人に対しても自分に対しても虚偽の言葉で固められた心」も消える、ジョンウとスヨンにかすかに微笑む。スヨンの顔も覚えていなくて、「イ・スヨン」の身分証明書もジョンウの渡した落ち葉も、ただ素直に受け取る。ヒョンジュンは辛い思いから解き放たれたという解釈、かな?? と思ったけれど。

d0289252_401940.jpg  待てよ〜っ!!それで、いいのか?




3人は、それぞれに14年前に心身に傷は本人たちの非ではなかった。スヨンやジョンウは、ある意味、その犠牲となって家族と別れて大人にならなければならないという状況になるが、ヒョンジュンも同様に犠牲者だった。ヒョンジュンは歪んだ内面を持つにいたり、最初の殺人、キム刑事の車のブレーキに細工をすることもした。その後にも多くの犯罪を犯したヒョンジュンが高飛びをして幸せに暮らせるという類いのドラマではないと分かっている。死か逮捕か。選択肢は2つに1つしかないと思っていた。が、出血多量による記憶障害!?それは、いったいどんな意味があるのだろう。

彼は、もはや自分自身の犯した罪のことを考えることさえできない。それが、大人の犠牲になった子どもに対する正当な結末と言えるだろうか?彼のスヨンに対する想いだけが、報われないまま残り、彼はこの世に存在する!?

この病院での場面の前には、ジョンウ、スヨン、その家族が1つの家に集まり、新しい家族として生きると言うことが出て来る。デザイナー・スヨンデザインの洋服を皆着ている。ヒョンジュンの存在は全く出て来ない(←これは、ペク・ドンスのヨ・ウンと同様!!)。スヨンがデザイナーになれたのは、ヒョンジュンの財力があればこそではなかったか? 血が繋がっているはずのヒョンジュンは家族の中に入らず、ただの無期懲役の囚人。

例えば、精神病院の場面で、スヨンとジョンウが、ヒョンジュンに対して「私たちは家族だ。また、面会に来るよ」と一言でも言って、ヒョンジュンを抱きしめてやれば、なんとかハッピーエンドと言えたかもしれないが、ヒョンジュン抜きでは、何が「ハッピーエンディング!?」と思う。ジョンウはハン・テジュンに対しては「待つよ」と言ったが、テジュンの被害者、障害を負ったヒョンジュンには何も言わない。

精神を失われ孤独に生きて行くなら、「哀しい死」の方が良かったかもしれない。スヨンに「君がいなければ息ができない」「逮捕されるのは嫌だ」と言ったヒョンジュン。望まない結果であることさえ分からない、それにどんな意味があったのだろう。この痛い結末は、まだ私を立ち直れなくさせている…。


○3人の子どもの場面

15歳のスヨンがブランコに乗って魔法の城を歌う。このバックに流れているのはスンホのピアノだった。ヒョンジュンの存在がほぼ消されてしまった状態だったので、スヨンのために両手で弾いている「魔法の城」、これがヒョンジュンの想いのようで救いだった。

それから続く、スヨンとジョンウ、そこに、ヒョンジュンがもし初めから親戚として出会っていたら、という場面。ここで「彼は私が好き」「彼女は僕を嫌い」と、恋占いの言葉が出てくる。スンホの声は深みがあって素敵ではあるが、「彼女は僕が嫌い」は、スンホとアン・ドギュの担当。これは、嫌みか? 
その後のジョンウの「どのような出会いであっても、僕たちは愛し合っただろう」と言う言葉。これはいらない。。



○ユ・スンホの演技爆発

初めは、展開に興味を感じ、ヒョンジュンの復讐心が徐々に明らかになっていくのにもドキドキした。失われた初恋、主人公3人それぞれの身に降り掛かった事件と家族との別れ、親の代からの悪縁による復讐と三角関係。おもしろいドラマだった。ところが、あまりにも安易にハン・ジョンウに走ったスヨン。ドラマは終盤に近づいて、物語が迷走の一途。ヒョンジュンはスヨンに殺人の罪をなすりつけ、そうかと思うと簡単にスヨンに「こちらに来て」と手を差し出したり。ヒョンジュンが境界性人格障害という設定だとしても、あまりにも毎回変わる状況…。それまで完璧だった復讐のシナリオが、急に杜撰になったり。ストーリーは緻密さを欠いた。しかし、それでものめり込んで見てしまったのは、ひたすらユ・スンホの生み出したキャラクターが魅力的で、彼の演技を見たかったからだ。

第21話で、またまたユ・スンホはこれまで見せたことのない演技を見せた。拉致犯の狂気と嘆き、哀願、嗚咽、また、記憶障害となり言葉さえほとんど無くした状態。ユ・スンホはヒョンジュンとなって息をして、両極端、2つのヒョンジュンを新たに見せた。執着と嫉妬の限りを尽くして辿り着いた惨めな姿と、スヨンとの出会いや幸せだった頃のスヨンの手の記憶だけしか残っていない、赤子のように無垢な姿。スンホの演技の幅の広さを更に見せつけた最終話でした。

このドラマの結末がいかに理不尽であって、憤ることがあっても、この21話、ユ・スンホという俳優は、彼にしか成し得ないキャラクターを最後の最後で更に深め、彼の演技は更にジャンプ・アップした。

良いドラマや映画を見たときに、その感動が心に残るということは多々あるが、今、胸に残っているこの哀しさは何なのだろう。ひじょうに繊細なリアリティをもって演じられたヒョンジュン=ハリーというキャラクター。ヒョンジュンの結末の哀しさはなかなかこちらの胸から消えない。

俳優ユ・スンホは、さわやかで純粋、かつ、真摯なキャラクターという魅力を持つが、また、その演技では人の心を引き込む内面の表現が、強い印象を残す。彼には元々人を惹き付ける可愛らしさ(可愛いというとユ・スンホ君には失礼かもしれないが。これは、子どもの可愛さと言う意味ではなく、人を放っておけなくさせる存在と言う意味で…)があって、それが、度々「ユ・スンホ病」を引き起こす。韓国芸能人が「ユ・スンホに夢中になっている」記事が度々出ているが、日本でも同様に「ユ・スンホ病」の女性が多発している。

昨年夏、ユ・スンホという俳優の魅力に引き込まれたが、同時に彼の才能が普通とは違っているように思えて、ひじょうに興味を持った。優れた表現力を持ち、ドラマや映画で独特のキャラクタ−を演じ、魅力的な表情を見せる、また、登場する場面の1つ1つで、しっかり物語っている、年齢に不似合いな演技と存在感。あどけない表情と鋭い眼差し。その彼を追いかける形で、日本ではまだ放送されていない「ポゴシプタ(会いたい)」を見た。彼がこのドラマで俳優としての才能を見事に開花させる瞬間を、リアル・タイムで見る結果となった。

19歳という若い時期、大学入学をやめて演技に集中した彼の計画は正解だった。この若さだから、一気に手にすることのできる感覚というものもあり、それが彼の演技爆発の助けとなっただろう。彼は、国民の当然の義務として、間もなく兵役に就く。きっとこの決断も彼の長い将来を考えれば正しい選択となるだろう。


素顔のユ・スンホ君も魅力的だし
私はやはり彼の才能に惹かれております



さて、ついに書きたいと心に決めていた結末について書き終えました。12月17日から書き始めた「ポゴシプタ(会いたい)」におけるユ・スンホ演技についての感想は、ただ今見たら、今回までで20回になりました。この1ヶ月半の間、このドラマを何度も見直しパソコンに向かっているときが、スンホ君と対話しているような、幸せな時間でした。。「ポゴシプタ」は、彼の演技爆発で本当に語りがいのあるドラマでした。


ユ・スンホ その天才的才能に見合う幸運が
彼にもたらされることを心から願って止まない



そろそろ社会復帰の時期(スンホばかり見つめていて、事務作業は滞りましたね〜。別の面では、得るもの多々ありました)、一旦「ポゴシプタ」については終了、材料を見つけたり、またドラマを見直していて語りたくなったら、復活させていただくかもしれません。スンホ君が軍入隊している間も、彼がこれまでに出た作品を見たり、スンホ情報をかき集めたりして過ごそうかと思います。

私の「ユ・スンホ病」の始まりとなった「ペク・ドンス」のヨ・ウン。スンホ君も言っているとおり、これはとても彼に似合って彼の魅力を十分に引き出してくれた役だと思っています。途中から敵となってしまうヨ・ウンとペク・ドンスの間の友情、ヨ・ウンの切なさ、これに惹かれております。そして、「ポゴシプタ」のカン・ヒョンジュン、これは予想を超えて彼にとって転機となる役となり、魅力的な人物を創り上げることに成功しましたね。

ユ・スンホ これからも才能を発揮できるキャラクターに
出会えると良いです


ユ・スンホ主演ハリー復讐物語、別展開って言うのも良いかも!?


つたない私の文章を読んでくださってありがとうございます。同じようにユ・スンホ君について熱い思いを持っている方々と出会えて、とても嬉しいです。これからも語り合いたいです。ユ・スンホ君についてのコメントは、いつでもOK、語りたくなった方は、いらしてくださいませ。また、情報をご存知の方、教えてくださいませ!!


心を揺り動かす不思議な俳優ユ・スンホ おかげで
しばらくはこの切なさから解放されそうもない…な。。



※写真はmbcさまより


○YouTubeにいろいろ「ポゴシプタ」の動画もアップされていますが、本日見つけた動画、ジョイが離れて行く切ないハリーを演じているユ・スンホ君の表情がいっぱいでした。


↓2012JHJさまの動画

http://youtu.be/1WtWd2W0N6k
http://youtu.be/kOXmmv3PZzE

動画は1番下をクリックで…。



追記:どうでもいい話なんですが、倉庫の場面でスンホ君の息だけが他の2人より白かったのは何故?若いから体温高い?あるいは倉庫の壁の方が寒かった?撮影終了後、ユチョンさんとウネさんが体調悪かったという噂もありましたが、スンホ君は打ち上げにも早々到着して元気だったそう。体力ないとか言っているスンホ君ですが、やっぱり若いから元気あるのかな。。だとすれば、軍隊生活も心配なく過ごせるかな、と。そうであって欲しいです。






※「会いたい(ポゴシプタ)」あらすじと感想は、下をクリックで!!

◎「会いたい(ポゴシプタ)」のあらすじと感想…会いたい#5〜 美★ハリー
◎ 韓国MBC「会いたい」放送時の感想…ポゴシプタ(ポゴシッタ)








動画はこちらから

by Cloudia-Yo | 2013-01-30 05:52 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(25)

ユ・スンホ「会いたい」放送終了9日目ーカン・ヒョンジュン愛の悲劇   

2013年 01月 26日
「会いたい(ポゴシプタ)」最終回が終わって9日が過ぎた。が、相変わらず、胸のモヤモヤは回復しない。なかなか仕事も手につかない。これは、「ポゴシプタ」結末のせいなのか、はたまた、ユ・スンホという俳優のせいなのか。

○そもそも、この『ポゴシプタ」というドラマのテーマは、なんだったのか?
失われた15歳の初恋を14年後男女が取り戻す? 
これに加えて、予想を越えて出現した、主人公ハン・ジョンウとイ・スヨンが巻き込まれた誘拐・暴行事件。この事件で受けた大きな傷は、14年後の再会で癒されるか? 
ユ・スンホ演じるカン・ヒョンジュンも、この時期に彼ら2人と同様、心身に大きな傷を負わされる。母を奪われ、足には一生消えない傷を負わされる。悲劇的な経験をしている。

家族として機能していなかった家庭を経験した3人が、14年後にどうなっていくのか。「初恋から14年間失われなかった男女の愛」と共に、この「家族の形が取り戻せるか」ということも大きなテーマだったのかもしれない。この男女の愛の方には、大きな傷を受けた女性イ・スヨンの傍らにずっといて、彼女を愛し続けるヒョンジュンがいて三角関係になるという設定。
男女主人公は、お互いの初恋を辿り、ヒョンジュンは2人が近づいて行くことに不安を感じながら、自分が受けた心身の傷に対する復讐を計画する。そんな話で前半は進んだ。ところが…??


個人的胸のもやもやの解消のため、このドラマで一番涙を誘ったヒョンジュン中心に、またまた今更の感ではありますが、考えてみようかと思います。これは、ドラマを振り返ってユ・スンホ演技を思い出したいという愛なのかもしれません…、ね。
カン・ヒョンジュン=ハリー・ポリスンであり、イ・スヨン=ジョイ・ルーですが、2人は最終話までこの2つの名前を同時に使っていたため、統一せずに表記します。


○カン・ヒョンジュンの巻き込まれた事件と彼の悲劇

カ ン・ヒョンジュンは、12歳のときに、父が全て自分に譲ろうとした金を自分のものにしようとする異母兄ハン・テジュンにより監禁された部屋で、猛犬に足を 噛まれてたいへんな怪我を負う。しかも母はハン・テジュンに拉致され、1人きりになってしまうという酷い経験をする。母ヒョンジュに従っていた看護師のキム・ヘミも癖のある人物でヒョンジュンの味方であるとは言えず、頼れる大人はいない。

子役のアン・ドギュ君が演じたカン・ヒョンジュンは可哀相な目にあっていたが、猛犬と閉じ込められた部屋からガラスを割って自分で逃げ出したり、キム・ヘミが車で引き殺そうとしたスヨンを「助けて」と言ったり、金を持って1人で逃げようとするキム・ヘミに「自分がいなければスイスの隠し口座からお金を引き出すことはできない」と言ったり。果てはスヨンを追いかけるキム刑事の車に細工して事故死させるなど、12歳の子どもとは考えられない程、大人と渡り合える子どもだった。可愛いというよりは、賢く、しぶとい子ども。
頼るべき大人を失ったヒョンジュンは孤独から救われるために、共に生きる相手として閉じ込められた自分に窓から声をかけてくれたスヨンを選ぶ。

ヒョンジュンは、第19話で、ほとんど正気を失い、自分の子どもの頃の幻を見る。階段の下にちんまり座った子どものヒョンジュン。彼は、子どものヒョンジュンに向かって、「よくやった」と言っていたわりの涙が浮かぶ目で見つめ、頭を撫でる。そして、最終話、スヨンを拉致した倉庫のシーンで、ハン・ジョンウに自分の生き様を「生きるためには、嘘をつかなければいけなかった、わかるか!?」と言う。この2つのシーンに、彼がどれだけ切羽詰まった状態で生きて来なければいけなかったかが分かる。スンホ演技が切ない。

倉庫の場面を先程再び視聴、辛くて、力が抜けてしまった。いったい何でこんなにヒョンジュンを痛めつけなければいけないのかと、憤りを覚えるくらい。スンホは哀しいヒョンジュンの生き様をはっきりと見せてくれる。痛々しい。父も母も、自分を守ってくれる存在のいなくなったヒョンジュン。足には一生治ることのない傷を受け、彼の父はハン・テジュンに殺されたのだから、「ハン・テジュンに殺されるかもしれない」という恐怖も常にあったはず。

(ただ、ハン・テジュンは自分の父親は殺したが、意外なことにヒョンジュンの母であるカン・ヒョンジュは生かしておくなど、行動に一貫性に欠けている部分もあり?? 「母が生きていた」。これも「ポゴシプタ」得意の反転。が、この反転で、「死んだ母の仇」の状況が変わってしまうなど、苦しくなった部分もある。同時に、ヒョンジュンの父の死については、ほとんど触れられず、実はこちらの方が本当の殺人だったことを皆が忘れている? 私も忘れていた…)。

このような状況を背負って生きて来たヒョンジュン(ハリー)が、初めてハン・ジョンウの前に姿を見せるシーン、車から降りてハン・ジョンウに目を向けるヒョンジュン。この14年の彼の生き様が見えるようだった。ヒョンジュンが車から降りてジョンウに近づくとき、彼は氷の鎧を着ているようだった。その姿は言いようもなく美しかった。

ユ・スンホの演技は、いつも彼の中ではしっかり作り上げられていて、彼の登場シーンのみ繋げてみると、ドラマがきちんと出来上がっている。

12歳という年齢で、お金に執着するドロドロの大人たちのために癒えることのない傷を受け、自分の国を離れて生活せざるを得なかったカン・ヒョンジュンは、大人たちの犠牲者であり、被害者である。
果たして、その彼にこのドラマは癒しを用意できたのか?



○ハリーとジョイの素敵な関係

アン・ドギュ君から、第5話でユ・スンホにバトンタッチされるが、カン・ヒョンジュンは若いが大金持ちのやり手実業家ハリー・ポリスンとなり、新進気鋭のデザイナージョイ・ルーとして生きるイ・スヨンの恋人らしき存在になっている。叔母ミッシェル・キムが自宅プールで水死したため、ハリーは韓国に戻る。彼を追って韓国に来たジョイを見つめるハリーの目の優しさ! 俳優ユ・スンホは、「好きな人のためには尽くしたくなる」という実生活での片思いの経験を、このドラマの演技に生かすと言っていた。片思いの経験?? そんなもので、恋愛関係を演じられものかぁ??? と、少々疑った。が、こちらのそんなを思いをものの見事にはね除け、ハリーとジョイの関係は作り上げられた。才能あるものは、1の経験を100に膨らませられるんだなという例。過去の事件による心の中の不安を抱えているジョイを、温かく包むハリーの優しさと美しさは、この世のものとは思えないほど。この2人の関係はあまりに魅力的になり過ぎた…。おそらく、製作者側も、こうなるとは思わなかったのではないか? この2人の関係に多くの人が惹かれた。

14年前の事件から逃れてフランスに渡ったという設定のヒョンジュンとスヨン。同じように心身に傷を受け、お互いを唯一頼れる存在として生きてきた。スヨンがジョンウに語った言葉、「ハリーは早く大人になりたがっていた」と。自分を守ってくれる大人が不在なので、自分が大人にならなければならないということなんだろう。
子どもでありながら、子どもとして育つことができなかったヒョンジュン。これは、もう、「ポゴシプタ」以外のドラマを作っていただいた方が良いくらいドラマティックな人生。もったいなかったな。彼の人生をもっと濃密に表せなくて。

ハリー(ヒョンジュン)は初めはジョイにひたすら優しい存在で、サイコパスは初めの内は自宅の隠し部屋の中のみにおいて見られた。ユ・スンホ自身は、「1人でこの部屋のみでサイコパス的性格を演じているのはやりにくい」と言っていたが、ジョイとの優しい関係の方が印象的で、主人公の恋愛関係が主になるはずだが、こちらのカップルもとびきり素敵に思えた。恋人のような、姉弟のような、家族のような愛情関係。これは、これだけでも立派にドラマになれそうなほど、完成度の高い組み合わせだった。


○ハリーの嫉妬とサイコパスの表出、そして、復讐?

しかし、ハン・ジョンウが近づいて来てスヨン(ジョイ)の母が現れるにつれて、この素敵な関係は徐々に壊れて行く。ジョイの心が離れていくことに、不安を抱いてジョイに抱きついて嗚咽するハリー。ハリーと同じく、ユ・スンホのハリーを見たくなっている者には、ジョンウが余計なことをする奴に思える。そして、自分を置いて逃げたことで憎んでいたはずのジョンウに、簡単に心を許してしまうスヨン(ジョイ)に、苛立ちを覚える。

スヨンの中には、ずっとジョンウの存在があったらしい。愛すればこそ、自分を置いて逃げたことにショックを受け、自分を忘れていると思うから憎む。けれど、この辺りのスヨンとジョンウの関係はあまり緻密には描かれなかった。スヨンが14年間ジョンウに抱いていた想いは、ハリーの家を飛び出したときに、追いかけたジョンウに初めて叩きつけられるが、少々説得力にかける。

ここにいたるまで、徐々に、ハリー(カン・ヒョンジュン)の復讐は形を露にし始める。ハリーは、ジョンウに対して心を開いてしまいそうなジョイに怒りを見せる。「これまで、けんかをしたことなんてなかったのに」と言うジョイ。ユ・スンホの嫉妬の演技は怒りを増して行くにつれ、体当たりになり、身体全体で表現することを獲得して行った。19歳の若いエネルギーの表出は、やはりただならぬものがある。長い俳優としての経験による緻密な組み立てに加え、19歳という若さのもたらす、ある意味まっすぐな表現。かつ、この若さゆえ、少年のようでもあり、大人の男の魅力もある、神秘的なキャラクターを作り上げたと思う。


○「会いたい」の見所、ヒョンジュンの母との再会

このドラマでは多々泣かされたが、その見所の1つが、ヒョンジュンと母との再会と別れ。ハン・テジュンの家で14年間死んだと思っていた母が生きていると知り、会おうとするときのヒョンジュンは、悪役でもなんでもなく、1人の母を求める青年だった。再会する場面。しかし、それは生きていながら受け入れてもらえないという、死んでいるより辛い思いをすることになる。

スンホ演技に泣けた。彼が不安を抱えながら母の部屋に近づき、ドアノブに手をかける。開けて部屋の中に入ったときのヒョンジュンの姿。杖を落として近づく。「ジュナだよ」と母に手を差し出すが、受け入れられない。そして、いつもは冷静な彼が声をあげて泣く。スヨンが入って来て、ヒョンジュがハン・テジュンを頼って「ハン・テジュン! ハン・テジュン!」と呼んでいる声を聞こえないようにしようと、ヒョンジュンの耳を覆い、彼を抱き抱える。←もう、暗記!!

この場面で、ヒョンジュンは自分の正体がばれてしまう危険があるにも関わらず、なりふり構わず激しく嗚咽した。母に会えるという期待が裏切られたときのヒョンジュンはあまりにも可哀相だった。母と再会した場面のヒョンジュンは、彼らしくない、自分に正直で素直で、子どもらしささえ残っている。だから、私にとって、好きな場面であり、心をえぐられる場面でもあります。でも、その初めて真実の心を表したヒョンジュンは、母が自分を分からないという手痛い打撃を被る訳で。この後、ヒョンジュンはスヨンに向かって「自分のことも分からないのに、生きていてもしかたない」と怒る。「あんな母なんかいらない」と言う。彼が唯一真実の想いを吐露したとき、それは受け入れられず散ってしまったということだ。

彼の母に対する愛情、母を求める気持ち、母に受け入れられなかった衝撃は、ジョイの前で隠しておくべき言葉を喋ってしまい、ジョイの不信を招く。結局、悪役ヒョンジュン、母に対する真実の愛とそれを失うショックが、復讐計画にほころびを作って行くという…。

○ヒョンジュンの母に対する想い、スヨンに対する想い、ヒョンジュンの精神を傷つける悲劇

これに先立つ場面で、ハリーとジョンウが自分のことで争うのに傷つき、ハリーの家を出て行ってしまったジョイ(スヨン)。ヒョンジュンは、秘密の友達であり唯一の味方であるユン室長に「ジョイ(スヨン)を殺してでも連れて来い」と言う。また、スヨンには「君に死んで欲しい。君のいない世界に住みたい」と暴言を吐き荒れる。
スヨンを殺人者に仕立て、そうかと思えば、手を差し出して自分のところに来いと言い、自分の腹心であるユン室長(本物のハリー・ポリスン)にハン・テジュンを襲わせた後は、本来一番の復讐の対象であったはずの異母兄ハン・テジュンの助けまで借りて、スヨンを自分の元に連れ戻そうとする。「スヨンも母もいらない」と口に出しながら、弁護士のクレイグには「母とジョイを連れて海外に行く手続きをしてくれ」と頼む。この辺り、ヒョンジュンの言葉は何が真実なのか分からない。

母のくれたペンダント(鍵のペンダントを入れるケースになっていて、「ジュナへ、世界で一番あなたを愛している母より」と書かれた鍵のペンダントを入れてあったペンダント・ヘッド」を、屋台で母に「もういらない」と言って、返してしまう。母が「ジュナ」と呼んで、追いかけようとするのに、去ってしまう。母が凍死寸前になり、「あなたのお母さんが死にそうだ」とスヨンに言われても会いに行かない。
この辺りは、もう精神が病んでいたっていうことなんだろうか? 

ドラマ後半は、ヒョンジュンの復讐が形を表してくるが、この場面で、スヨンは既に暴行事件の痛みを感じている場面はなく、スヨンよりジョンウより哀しい存在であるのがヒョンジュン。
ヒョンジュンの目的がどこにあるのか迷走してしまった感はあるが、それにも関わらず、スンホはものの見事に演じてしまった。心から湧き出ているように、その表情で、眼差しで、その声で、ヒョンジュンを表現し、こちらは、ただただ彼の通じない想いに胸が痛くなってしまった。たとえ、彼の行動が常軌を逸していたり、不可解だったとしても、彼の涙や苦痛に歪む顔、切ない眼差し、そして、彼のつぶやく声、それを見、また聞けば、ヒョンジュンと同じように涙が溢れてしまう。そして、彼の心に寄り添いたくなる。

ヒョンジュンのサイコパスのシーン。CCTVを見つめ、スヨンを監視し、秘密の友達と復讐について語るヒョンジュンの冷たく、嘲るような眼差し。スヨンにすがって見せる嗚咽。スヨンが出て行って、1人きりの家で、杖を激しく鳴らしてもスヨンが来ないことに動揺し、苛立って、エレベーターのボタンを押し続ける姿。ソファに座ったまま、スヨンをずっと待ち続け、エレベーターを見つめる憔悴した姿。母との再会とスヨンが自分を置いて行ってしまったことのショックで荒れ狂い、スヨンと自分の写真、母の写真、全てを叩き落として、「スヨンが行ってしまった」と泣く姿。回を重ねるごとに、スンホの演じるヒョンジュンは、冷静さのかけらもなくなり、自分の感情を刃のように振り回し、真実なのか怒りに任せて心ならずも口から出てしまった言葉なのかわからない言葉を吐く。

彼は、母が記憶を取り戻しつつあり「ジュナに会いたい」と呟いたにも関わらず、母に抱きしめられることなく、母と二度目の、そして、最後の別れをすることになる。これは、とんでもない悲劇で、ここまで傷ついてしまっているヒョンジュンと、それを演じるユ・スンホの感情を揺さぶる演技に対して、主役の2人の恋愛はどうでもいい感にならざるを得ない。意味なく長いキス・シーンも見たいとは思わない(←ファンの方達は見たかった? だとしたら、暴言ごめんなさい)。
MBCのサイトに出ていた母ヒョンジュの死の場面に「もう一つの愛が煙のように消えました」というコメントがついていました。ヒョンジュンは、2つの愛を、同時になくして、たった1人になってしまった訳です。何故、自分を思い出しかけている母を素直に受け入れることなく、母を亡くさなくてはいけなかったのか。何でここまでヒョンジュンの心を傷つける必要があったのか。。

「主人公はユ・スンホ」「ユ・スンホのためのユ・スンホによるドラマ」という記事も出ていたが、このキャラクターと演技の深みは、完全にヒョンジュンを主人公にした。


○ヒョンジュンの6人殺害の意図、自己保身か愛情か

実は、フランスにいたときから、ハリーが「6人消したい奴がいる」とジョイに話していたことが、第20話になって出てくる。「君に言って欲しくないことを言おうとするから」、ハリーが韓国でこの6人を殺害しようとした動機はこれ?? ハリーの復讐とは、「自分の足を傷つけ、杖なしでは歩けないようにした人、自分の母を殺した人、ハン・テジュンに対する復讐」かと思っていたが、スヨンにとって消えない傷となる拉致事件がヒョンジュンの母によってもたらされたものであることを、スヨンに知られないために、スヨンを自分の元から離さないためのものだったのか。ミッシェル・キムについて、「スヨンに言って欲しくないことを言いたがるから、休んでもらった(殺した)」とファン・ミランに言っている。

第21話の冒頭でも、復讐しようとする6人の名前を挙げるヒョンジュンの声と6人の映像が流れる。ここで、ヒョンジュンは、ナム室長とファン・ミランに同じように「スヨンは拉致事件はヒョンジュンの母が起こしたものだと知っているのか?」と言われ、「それを言うな!」と冷たい眼差しで言う。このスンホがそれぞれに向けた氷のような目が、なんとも言えず魅力的だった。この冷たさは、いまだかつてユ・スンホの演技の中で見たことのないもの。

さて、最大の敵はハン・テジュンだったはずなのに、いつのまにかヒョンジュンの心の中はスヨンのことでいっぱいになってしまって、ハン・テジュンにまでさらっと近づいて行って、「スヨンを自分の所に連れて来い」と金銭の取引をする。で、話の筋がよく分からなくなってしまっような?? 終盤に向かい、スンホ演技はますます深みと迫力を増すが、ヒョンジュンの行動が揺れ動くのには、少々分かりにく部分が。

ハリーとジョイがユ・スンホとユン・ウネにバトン・タッチした頃には、性暴行の被害者であるジョイ(スヨン)が、暴行犯ガン・サンドックに出会って怯え、取り乱し、シャワー室に閉じ込もって泣き叫び、それをハリーが窓から入り込み抱きしめるシーン、ガン・サンドックからの電話におののいてジョイが落としていったグラスを、ハリーが1人、苦しそうに片付けるシーン等では、ハリーがジョイの苦しみを救いたいという気持ちがあっただろうと思わせる。しかし、そのハリーの思いは、スヨンの気持ちとは違っていた。「カン・サンドックを殺したのに、ジョイが行ってしまった」というハリーの言葉が示すとおり、これが、2人の過去に対する気持ちの決定的なずれだった。

スヨンは、最終話21話の倉庫の場面で「あなたの言ったこと全てが嘘だったとは思わない」と言う。これは、以前にスヨンがヒョンジュン(ハリー)に「あなたの言うことは全部嘘!」と言ったことにが、今の自分の本心ではないという意味なのか。極悪で嘘に塗り固められたと思われるような事件を起こしているヒョンジュンの心の中にある真実を、ただ1回だけスヨンが理解していると表現している場面だと思った。ヒョンジュンの行動に自己保身とスヨンに対する愛と、その両方があったということも示している言葉なのかもしれない。


○ユ・スンホの素晴らしいカン・ヒョンジュン演技と、その多面性の表出による衝撃

カン・ヒョンジュンという人物は、ユ・スンホのビジュアルの美しさとスヨンに対しての優しく甘い雰囲気により、絶大な好感をもたれ、ありきたりの悪役ではない、特異な登場人物となってしまった。ドラマ前半のハリー(ヒョンジュン)とジョイ(スヨン)の関係があまりに幸せそうで素敵に見えたので、見る者は、この世のものとは思えない程美しく見えたこの関係が崩れ、ヒョンジュンの悪事が明らかにされていくことに大きな衝撃を抱いてしまった。

この衝撃は、ドラマの流れを迷走させてしまったかもしれない。
ドラマが進めば進むほどに、何故ヒョンジュンはそうなってしまうのか、何故スヨンはヒョンジュンを思いやってくれないのかと、憤りさえ覚えてしまう。「会いたい」は没入度1位のドラマとか言われていて、どうやって量るんだという疑問もありましたが、このどんどん哀しい状況に追い込まれ、どんどん落ちて行くヒョンジュンを演じるユ・スンホ演技、完璧に没入させられました。


「ポゴシプタ」結末まで行きたかったんですが、ここまででまたまた長くなり過ぎて、今日も行き着けませんでした。。。次回、21話の倉庫のシーンと精神病院でのシーン、そして、結末について思うことまで行きたいと思います。




→ ユ・スンホ「会いたい」終了—犠牲者ヒョンジュン 哀しい結末 につづきます




※ 「会いたい」の各話、「あらすじ&私の思うこと」を2013年夏より新たに作成、ブログ・アップしております。
  左のカテゴリーの「会いたい#5〜…」からお進みください。







by Cloudia-Yo | 2013-01-26 13:31 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(9)

ユ・スンホ「会いたい」終了ー出演決定の頃、そして、「ヒョンジュンの顔」へ   

2013年 01月 24日
ユ・スンホ演技に魅せられた2ヶ月
1月18日、「ポゴシプタ(会いたい)」最終回の放送終了。。


放映終了後、ネットでは様々な批評が出ていて、「ポゴシプタ」のドラマと結末については、賛否両論。俳優たちの演技については概して好評という結果。


ユ・スンホは
子役俳優から大人の俳優への成長に成功
二重性のあるカン・ヒョンジュンという
     キャラクターを完璧に自分のものにし
ドラマの興味を牽引したと絶賛された



たくさんの韓国の記者の方の批評も出ているし、日本のブロガーの方も多数コメントをしていることなので、今さら私ごときが語るのもどうかと思いますが、このドラマのユ・スンホの演技にのめり込み、12月半ばから1ヶ月強、彼を絶対的に支持する立場で、寝食を忘れて書きまくってきたので、少々まとめもしたく…。ユ・スンホについて、「ポゴシプタ(会いたい)」の結末と全般についての感想を、以下に書きます。

なお、いつも、完全にユ・スンホ・ペンの立場を貫き、感情に任せて、かなりの暴言を羅列しています。内容は、あくまでも私の個人的見解、思い込みをそのまま語ります。特に最初の頃にアップしたブログは、同時にドラマを見ている人にしか分からない具体的説明のないものであることも反省しております。
今回も、口調が、堅くなったり、崩れたり、お見苦しいかもしれませんが、あしからず。。ご了承を!!


→以下、最初の投稿に少々追加を加えた部分があります。

さて、ユ・スンホとの始まりは、以前にも書きましたが、何気なく見たテレビ東京の「剣士ペク・ドンス」、ここで見たヨ・ウン役の彼の美しさと切ない表現に心を持って行かれ…そして

ユ・スンホ、才能に惚れた!


<ユ・スンホという俳優と
    「ポゴシプタ(会いたい)」>


○「会いたい」に悪役で電撃合流が決まったときのユ・スンホについて、今一度…

MBCの水木ドラマ「ポゴシプタ(会いたい)」に、ユ・スンホが出演することを知ったのは、夏のテレビ東京「剣士ペク・ドンス」の放映が終わり、ネットでユ・スンホについて検索しまくっていた頃。
製作発表の記事を見て、多々心配に。彼が演じるのはJYJユチョン、ユン・ウネと三角関係となる悪役、しかも相手役のユン・ウネは9歳も年上。ユン・ウネの背中にまわしたユ・スンホの右手がグ−になって写っていたし(!)、うわあ、彼はしっかりユン・ウネの背中を抱える度胸がなかったのかな。躊躇している?? 大人同士の恋愛が描かれるドラマ、大丈夫かなあと。
( ↑ 実は、この時点で私JYJが何だか知らず、JYJユチョンって何さって思っていた!! 後で、東方神起から分かれた3人組で、大変な人気を有するアイドルだと知りました)。

ユ・スンホは、「会いたい」に先立ち、昨夏日本で地上波初登場となった「剣士ペク・ドンス」のヨ・ウンの役でも好演、ドラマは終わりに近づくにつれ、「主役はペク・ドンスでなくヨ・ウン?」と思えるほど中心人物になってしまった(←と、私は思っている)。結果、たくさんの日本のユ・スンホ・ファンを獲得したが(私もその1人)、ペク・ドンス役のチ・チャンウクと並ぶと少々華奢に見え過ぎる感もあり。チャンウクとの年齢差は6歳、男子にとって、この6年の間に身体はかなり変わってくるもの。どーして上げたら良いものか、と、気を揉んだ私。何もできないけど。。
まして、「ポゴシプタ」は完全に大人の役。数えの二十歳になったと言っても、「ペク・ドンス」より相手役ユン・ウネとの恋愛も演じなければいけないのに、更なる年齢差!! この難しい状況を彼がこなすことができるのかと。この時点で、すっかりユ・スンホペンとなっていた私は、彼に対する批判はとにかく目にしたくなかった〜。

が、ユ・スンホは「年齢差は全く問題はない。演技に入れば、どう演じれば良いか分かるはず」と言って退けた。「恋愛経験はないが、高校3年生のときの片思いをこの演技に生かす」とも。が、こちらは、そんな片思いを三角関係の演技に生かせるのかなあ。強気はいいけど、大丈夫かな??心配。。

この製作発表会の雰囲気、緊張感が漂っていた。
ペク・ドンスのDVDので紹介されている、放送終了時のインタビュー。まだ、高校在学中の彼は、「視聴者の応援が演技をする上で力になった」と話していた。生き生きとして、笑顔が可愛い高校3年生のユ・スンホ。が、「会いたい」の製作発表会での彼は明らかに緊張の面持ち。顔立ちも随分大人びているとはいえ、主役2人やチャン・ミイネと並ぶとまだ少年のおもかげが残る。2012年の2月に高校を卒業して俳優業に専念する生活に。学校という逃げ場はなく、後に引けない。「つらいよな〜、この立場」と勝手に想像してしまった。
ユ・スンホという人物、礼儀正しく、先輩を立てて、まじめ、真摯に演技に取り組む。一方、控えめで、内向的、人見知りが激しい。ユン・ウネのファンの方から伺った話では、彼女も人見知りをするタイプとのこと。だから、余計に製作発表会には打ち解けない感じが漂っていたのかもしれません。

とまあ、私としては、彼が子役時代から12年になるという長いキャリアより、彼の年齢の方がどうしても頭に浮かんでしまい。。案の定、登場序盤、一旦主役3人の大人の演技者にバトンタッチは合格点と評された後、ユ・スンホだけが、「幼い語り口が目立つ」「演技がぎこちない」との批判も受けることに。「A型なので、人の批判が気になる」というユ・スンホ。「100人が良いと言っても、1人が批判したら落ち込む」と。しかし…、彼は強かった。果敢にその批判を自分にとっての糧に、丁寧に本を読み、子役の演技でない、成人の演技に変えて行こうと、一つ一つの演技を緻密に作り上げた。演技の内容については、確か第16話あたりからを書いたブログに載せたと思うので、とりあえずここでは省略。

そして、私の心配は、冒頭に書いたとおり、完全に払拭される結果、むしろ、彼の演技は深く、もっとも表現力があり惹き付けられる、とさえ言われるようになりました。。。

ちょっと追加→→このユン・ウネとの共演は、結果的にはユ・スンホの才能を引き出してくれる良い組み合わせだったのだと思います。ユン・ウネは「ユ・スンホさんは演技力があるので、年下という感じはしなかった」と語り、彼を子役俳優でなく、成人の俳優として対し、愛情のある関係を演じて見せた。ユ・スンホはユン・ウネのことを「これまで共演した女優さんの中で、一番良い」と言い、息が合い、演じやすかったのだろう。数々の恋愛ドラマを演じた経験のあるユン・ウネとの共演は、恋愛未経験のユ・スンホの中から、恋愛する者の自然な感情の流れを引き出してくれたと思う。自身もイ・スヨンという役にのめり込み、ドラマ前半部分に見られるカン・ヒョンジュンとの稀有の美しい関係を作り上げた。
また、ユン・ウネにとっても、年若いが真摯で演技力のあるユ・スンホとの共演は、少なからず大きな刺激となったはずで、目の前で繰り広げられるユ・スンホの内面の深い演技により、自分の中から引き出された、コメディではないドラマに必要な感情表現があっただろうと思う。
パク・ユチョンについても12月に「ユ・スンホの嗚咽はかっこいいと思った」と語っていて、「会いたい」のキャスティングは、主役3人の演技力を引き出すことのできる組み合わせだったと思う。


感性、緻密な研究、強気、控えめな姿勢
加えて、
美しいビジュアル
ユ・スンホは俳優としての稀有の才能を持っている


恵まれた容貌(←彼は、この美しい顔について、長い間俳優という仕事をしていて自然に出来上がった顔だと言っていますが)や子役時代「おばあちゃんの家」でも見せた天才的な演技感性と共に、目標を達成するための「強気」で前向きな姿勢。これについてのエピソード。多くの人が既に知っていることと思いますが、ユ・スンホは、それが将来の自分にとって、きっと良い経験になるだろうと考えて、実年齢よりかなり年上の役に挑戦もしてきたという得意な経験を持っています。そのことについて彼は12月のインタビューで「無理もしてきた」と語った…。高校2年生で「欲望の炎」の23歳のキム・ミンジェ役で、女優ソウとの恋愛を演じ、「実はこの役をやるのは怖かった」と後になって語っている。これは、この役をこなしきれるかという彼の不安を表すのだと思うが、それでも彼は逃げなかった。「演技力のある大人の俳優と言われたい」という目的を達するための果敢な挑戦、他の俳優とは違った進み方は、彼のたおやかな容貌からはなかなか想像し難い。このギャップもユ・スンホの魅力の一つと思う。

芯の強さ、将来を見越して、困難な役にも挑み、
体当たりでこなして行こうとする姿勢


ユ・スンホはこれから大きく伸びて行くことと私は確信しています。伸びるために必要な要素を、彼は持っているから。それが、彼の魅力であり、演技の素晴らしさ、ビジュアルのみでなく、その人間的な部分も含めて彼に惹かれて、私はただ今ユ・スンホ・ペンの一員です。


「ポゴシプタ(会いたい)」というドラマ

そして、11月から始まったユ・チョン、ユン・ウネ、ユ・スンホ主演のドラマ「ポゴシプタ(会いたい)」。
今、思うこと…。
以下、カン・ヒョンジュンはハリー・ポリスンとしてフランスで過ごし、韓国に戻って来たという設定であり、状況によって、どちらの名前で呼ぶか、一挙に変わっている訳ではないので、ヒョンジュンとハリー、両方の名前を統一せずに使います。ユン・ウネ演じるイ・スヨンとジョイ・ルーも同様。

○ユ・スンホによるカン・ヒョンジュン(=ハリー・ポリスン)のキャラクター設定

さて、カン・ヒョンジュン(=ハリー・ポリスン)は、主人公ハン・ジョンウの父ハン・テジュンの異母弟となるが、父の代からの悪縁がカン・ヒョンジュンとハン・ジョンウにも大きな影を落とし、かつ、三角関係を演じるという設定。つまり、ハン・ジョンウの祖父がカン・ヒョンジュンの父であり、ヒョンジュンに財産を全て譲ろうとした祖父をハン・テジュンが殺し、財産を奪おうと策略をめぐらす。
元々、カン・ヒョンジュンはもっと年上の設定だったが、演じる俳優が見つからず、設定年齢を下げに下げて、ユ・スンホ演じる26歳のカン・ヒョンジュンになり、ハン・ジョンウより3歳下となったという話。ユ・スンホは、サイコパスの悪役をやってみたいと思い、この役を引き受けたそう。演技は現場で学ぶ主義ということで、大学の演劇科には進まなかったが、また、役作りの参考にするために様々な作品のキャラクターを研究している。カン・ヒョンジュンについては、「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ペールを参考にしたと終了後に語っているのを目にしました。

その記事を見て、「あ〜、だからかあ」と思いましたね。ユ・スンホ演じるハリーは、途中からこの「ポゴシプタ」の範疇を超えるくらい強烈な演技になってしまった。ユン・ウネ演じるジョイが14年間恨んでいたはずのハン・ジョンウに対して徐々に心を開いて行き、ハリーが不安に嗚咽する演技を見せてから後、サイコパスの部分が明らかになって行くにつれ、スンホの内面演技は体当たりになり、その細い身体からは予想できない程、迫力を増して行った。ハン・ジョンウとイ・スヨンの恋愛よりも、ハリーの方が主要であるような印象にさえなってしまったかと?

ドラマの枠を超えてしまった感ありのカン・ヒョンジュンのキャラクターですが、ユ・スンホにとっては「このドラマでは制限があった。もっとサイコパスをやってみたかった。いずれ、映画で演じてみたい」と。これは、彼の演技が今後、既に彼の中でカン・ヒョンジュンより大きく発展する段階にきていることを表していると思います。

ちょっと追加→彼は、あの強烈なサイコパスを演じながらまだ足りなかったと言う。彼が将来に対する望みとして言っていましたが、「外国の作品にも出てみたい」と。彼は、韓国ドラマや映画の範疇を越えて、海外でも活躍できる人となる可能性大。。

○カン・ヒョンジュン(=ハリー・ポリスン)を演じるユ・スンホの涙

日本には、「男たる者、涙は見せず」というような文化があるが、韓国では悲しいときには男でも涙を見せる。泣くという行為が、悲しいことを表現する図式として存在しているのだと思える。ユ・チョンも度々涙を流すが、それは、韓国的な泣き方であると思う。一方、ユ・スンホの泣き方は、声も裏返り、顔も崩す。これは、「泣く」という形を作る韓国の泣き方とはちょっと違う。
以前に宝塚出身でミュージカルの舞台で活躍している鳳蘭がトーク番組で語っていた。「オペラ歌手なら常に正しい発声で楽譜どおりに歌うが、ミュージカルで歌うとき、自分は役柄をよりはっきりさせ歌の歌詞を表現するために、わざとリズムを外し発声も崩して歌う」。ユ・スンホが見せた涙のシーンは、まさにこれと同じであり、これが、パク・ユチョンと違っていた点であると思う。
もちろん、それはユチョンの泣きに感情がこもっていないという意味ではなく、表現の形式として、ユ・スンホの泣きと異なっているということだ。

○ユ・スンホ、ヒョンジュン乗り移るー「ヒョンジュンの顔」

ユ・スンホは、「ヒョンジュンと言う人物は、秘密の部屋でのみサイコパスの姿を見せていて、外では違う顔を見せるので、やりにくい」と12月半ばのインタビューで言っている。彼の演技は、第12話で話題になった「ジョイを失うことを怖れて嗚咽」以降、その内から出た感情の表出が、それまでの彼自身の戸惑いを払拭する形になったと思える。

元々、ユ・スンホは、キャラクターを作り出すことに興味を持ち、出演を決めるのも「このキャラクターを作り上げたい」という想いで決めていることが多い。例えば、「『アラン使道伝』では、新しい玉皇上帝のキャラクターを作りたかったので、出演を決めた」と言っている。彼の役作りの巧みさは、かなり認められている。
役柄を演じるときには2つのタイプがあって、俳優の顔が変わらないでキャラクターが乗っかって来るタイプと、元の俳優の顔が消えてしまう程キャラクターにより違う人物になってしまうタイプに分かれると思う。ユ・スンホは、元の顔が消えてしまうタイプで、役柄により、彼は見事に顔を変えている。スンホの素顔がシャイでにこやかな現代の若者であっても、演じる役では、素顔と全く違う表情、いや表情というより、違う顔を見せる。ユ・スンホが演じているとは思えないくらい違う顔になることしばしば。演じている中でも、更に表情は細分化されて、1話分の登場場面を見ても、次から次へと表情を変えて行く。表情の変化については、以前に書いたので、とりあえずここでは省略。が、これは、彼の演技を見る上で最もおもしろい部分。刻々と変えて行く表情ー微笑み、目の端に怒りや不満を浮かべ、泣きながら、嘲るように笑う。嫉妬に駆られた表情から切ない眼差しにを一瞬見せる。呆然とした表情から、激しい嗚咽へー第16話以降、最終回の21話まで、彼の表情の変化は、他では見られないレベル。見ていて惹き付けられ、納得させられ、時間の経つのを忘れてしまう。これまで、ユ・スンホは「眼差し」の演技で好評を得ることが多々あったが、今回は目から顔、そして、身体に、表現を広げたと思う(←ヨ・ウンのときは、まだ少々身体が弱かったかと思う部分があった)。
ユ・スンホは、演じるキャラクターにユ・スンホ自身の影を残さないタイプの俳優。私が思うに、ユチョンさんは、自分の顔を残すタイプで、ユン・ウネさんは、スンホほどではないけれど、自分の影を残さないタイプではないかと。

かくして、彼はヒョンジュンのキャラクターをハリーの登場から約1ヶ月で完全に自分のものにし、以降、ハリー&ヒョンジュンの様々な顔を次々に見せ、私達を驚かせてくれた訳です。キャラクターを本当につかむのに、やはり、1ヶ月くらいは必要なのではないかと、私は思うのですが、韓国ドラマの場合、撮影が切羽詰まった状態で勧められているせいか、良い演技になって行くのが、序盤でなく、しばらくしてからになることが多いのでは? 「ペク・ドンス」のヨ・ウンも、後半が目茶苦茶良かった。が、「ペク・ドンス」の方が色々なエピソードが満載で、ヨ・ウンの出番が、カン・ヒョンジュンほど多くないので、ヨ・ウンだけ見たい人は、登場場面を探すのが大変です(笑)。

ちょっと追加→ユ・スンホの魅力の一つはその眼差し。彼の母上が「目が素敵」と言われるそうだが、その眼差しは「おばあちゃんの家」のポスターでも見られる。また、先日ネットで公開された子ども時代のモデルの写真や「大王四神記」のタムドクでも。子どものときからのこの目に私は彼がただ者でないと感じて惹き付けられた。そして、この「会いたい」でも、彼の目はいつも何かを表現していたが、彼の眼差しの光を無に変えた場面も、このドラマでは作り出した。それが、一層彼の表現の幅を広げたと思う。彼のラスト、精神病院で記憶をなくしたヒョンジュン、これはその最たる場面。

○見ているものを引きずり込むユ・スンホという俳優

ユ・スンホは不思議な俳優で、悪役であってもその感情の推移を見事に表現してしまうので、見る者に可哀相と感じさせてしまった。また、彼の持つ甘い雰囲気(韓国では男の色気と書いているよう?)は、人を惹き付け、はめられてしまう人多々あり、韓国芸能人女性も度々「ユ・スンホ病になった」という記事が出る。そのハマり方は、普通の男性俳優に夢中になるのと、少し異なっているように思う。「剣士ペク・ドンス」で彼が演じたヨ・ウンの切ない眼差しに、こちらも同じように切ない思いに陥らされてしまったが、今回の予想をはるかに超えて強烈なサイコパスの悪役となった「ポゴシプタ(会いたい)」におけるカン・ヒョンジュン=ハリー・ポリスン役もそうだった。悪事を行っているかもしれないが、その辛い心情に共感を覚えてしまい、可哀相で、放っておけない感覚を持たされてしまう。

○ユ・スンホの軍入隊の決意と演技の上昇

12月半ばの「ジョイを失うことを怖れて嗚咽』の演技の後、韓国大統領選のため、水曜の放送が休止となり、主役3人のインタビューが行われた。ここで彼は「俳優という仕事をしているときに幸せを感じ、一生続けて行きたい」という意志を告げた。俳優としてのキャリアが長いユ・スンホは、この時点で俳優としてあるレベルまで到達していることを感じていたと思われれ、普通の20歳の青年たちと同じように軍入隊するという決断を助けたのではないか。もちろん、これは正義を重んじるという彼の信念にもよるが。

「ポゴシプタ」が終わったら、軍に入隊するという決断が、おそらくヒョンジュンのキャラクターを徐々に自分のものにしつつあったユ・スンホの、演技集中の度合いを更に高め、それが、「ジョイを失うことを怖れた嗚咽」以降のヒョンジュンが乗り移ったようなスンホの演技に繋がったと、想像している。

彼が、この「ポゴシプタ(会いたい)」を終えた段階で兵役に就くこと、集中力を要するカン・ヒョンジュンの役(彼は怒りの演技が多いのが大変だったと言っている)を絶賛されていくということは、正しい選択だったかもしれないと思うようになった。彼がこれから更に伸びて行くために必要なのは、年齢を重ねた経験と、体力。これは、軍隊という場で鍛えられるものなのかもしれない。
彼が更に大人になって、戻ってくることを心待ちにしています…。

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写真MBC

少々文章が長くなり過ぎ、一度にアップできないようなので、一旦ここで切ります。この後は、「ポゴシプタ」の結末などについて、書く予定。第21話の倉庫の場面の言葉と表情にとても重要な意味があるようで、もう一度じっくり見て取りかかりたいです。つづく…

追記:倉庫の場面、やっぱり泣きました…。




→ 「ユ・スンホ「会いたい」放送終了9日目—カン・ヒョンジュン愛の悲劇 」
→「ユ・スンホ「会いたい」終了ー犠牲者ヒョンジュン 哀しい結末」
につづきます



※ 「会いたい」の各話、「あらすじ&私の思うこと」を2013年夏より新たに作成、ブログ・アップしております。
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by Cloudia-Yo | 2013-01-24 10:43 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(8)

ユ・スンホ「会いたい」21話、ヒョンジュン狂気による崩壊   

2013年 01月 18日
ついに、「ポゴシプタ(会いたい)」最終回、第21話が終わりました。

感想は??
というと、とにかく、

ユ・スンホという数え20歳の俳優は、素晴らしかった。

だが、ドラマの結末は、うーん…。

やっぱり理不尽。。。

さて、こちらのブログは、いつものとおり、ユ・スンホ・ファン&ヒョンジュン(ハリー)の味方の立場です。色々失礼な発言もあるかも。ご容赦ください。
また、今回、パソコン抱えて、夜中に眠りに落ちてしまったため、第21回の動画を1回しか見れなかった(今回フル動画の削除が、早かった!!)ので、細かいことは後日、ということでm(_ _)m。


○スンホ君演技について、20話終わった時点で出た記事
「会いたい」視聴率高いだけが大ヒットだろうか・・・の記事のユ・スンホに関する部分
記事入力2013.01.17 09:30:36 |最終修正2013.01.17 09:46:33
(前略)また他の収穫はユ・スンホの再発見だ。 今まで演技がうまいスター子役出身イメージが強かったユ・スンホは、「会いたい」を通じて本格成人延期演技に挑戦、長い間の内面空白が何かをまともに見せた。 ダンディーな容貌の後に闇を隠しているサイコパス殺人魔という容易ではないキャラクターを自分だけのアウラで消化して、すぐににチームトップとなれる可能性を高めた。(後略)
[毎日経済スタートゥデイパク·セヨン記者psyon@mk.co.kr]

上の記事は、パク・ユチョンとユン・ウネの好演とともに、ユ・スンホの好演を述べていました。

俳優ユ・スンホに関する批評は多数出ていますが、ほぼ上記の記事と同様。私の目にしたものは全てが「子役出身イメージを脱して、サイコパスの悪役というキャラクターを完全に自分のものにして、本格的成人俳優の演技を見せることに成功した」という内容。「彼の努力の成果」と書かれているものもありました。
彼が、この作品で感覚だけで演じる子役の演技から脱しようといかに努力したか。完璧に作り上げられたキャラクターと繊細な演技は、ただ、キャラクター全体を捉えてその場で感じたものを演じるのでなく、事前に深く考察することなくしては、なし得ないと思います。

「今、パク・ユチョンは中国で、ユ・スンホは日本で人気が出て来ている」という内容の記事もありました。ユ・スンホの美しく繊細で緻密な演技は、日本人の感性にあうのかも。。

やったね、ユ・スンホ!!

さて、「会いたい」については、賛否両論。

メロのはずが、復讐劇になってしまった。
俳優の熱演だけが残った。
視聴者が見たかったのは、そうではない。
没入度の高いドラマだった。
etc.

主演の2人について好演したという記事も多々あり。私も、彼らは頑張っていたと思うのです。ただ、やはり、ドラマの展開には「???」が多くありました。どなたかの記事にもありましたが、やはり、一番の不満はイ・スヨンという人物。これは、ユン・ウネさんの演技の問題ではなく、人物の設定と台詞、行動の進め方の問題。実は、カン・ヒョンジュン(ハリー・ポリスン)についても、このドラマの中の存在として描き方が唐突だと思っています。
が、とにかくスンホの演技が素晴らしく、主人公2人の恋愛よりも、彼の復讐劇の方が中心になったしまったドラマの後半、彼の場面が重要になったことには、ファンとしては本当に満足。が、ドラマは結果的に何のドラマなんだか不明になってしまったかと。

が、とにかく、
ユ・スンホは、このドラマで劇的な成長を見せ、彼が抱き続けてきた夢の一つ「大人の演技力ある俳優になること」ということを実現したのは、確実。

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画像mbc様より


最終回の第21回…
彼は迫力ある狂気、
そして、最後に
狂気の末、精神が崩壊した哀しい姿を
見事に演じ切った


14年前、ジョンウ達が拉致されたときの倉庫のシーン、ヒョンジュンはこれまで見せたことのない激しい狂気を見せる。椅子に崩れ落ちたように座り、血染めの手で拳銃を向けるヒョンジュンの姿は、衝撃的。血染めの手さえ魅力的←私のビョーキはとどまるところを知りません(笑)。

実は、動画を見る前にあらすじを探して、内容を見ないようにしてプリントして、動画がアップされるのを待とうと思っていたんですが、大失敗!! プリント途中で「ユ・スンホ無期懲役」の文字が見えてしまった!!
なので、この倉庫の場面を見た時点では、ヒョンジュンが捕まると分かってしまっていた私。ザンネーン!! 結末知らずに見たかった…。 ただ、ユ・スンホ演技は何度見てもOK、見れば見るほど納得できる演技なので、今晩、再びじっくり見るのを楽しみにしたいと思います。

ヒョンジュンが拳銃を向けているところは、本当に苦しかった。血が逆流してしまうような。この「会いたい」を見ていて、度々血が逆流するような感覚を味わいました〜。心臓に近いところの(二の腕から上くらい!!)血が、ゾワゾワゾワーッ。その血の流れに自分が振り回されてしまうような感じ。
この部分のやり取りは、ちょっと正しい翻訳を読ませていただかないと分かりかねる部分もあり、大先輩ブロガーの方のお力をこれからお借りしたいと思っている次第です。

ただ、この場面の不満。イ・スヨンのために必死のハン・ジョンウは分かる。が、イ・スヨンは分からん。。第20話でフランス時代のヒョンジュンとスヨンの様子が出てしまったため余計に、イ・スヨンという人物の主体性のなさが。怖がってばかりで。スヨン、あなたが結婚するとまで言った男でしょう!? 世話になったから、家族のような存在だから、ハリーを捨てられないって言ったじゃない!! 怖がるのも分かるけれど、もう少し人生に立ち向かう姿勢があってもいいんじゃないの? ファッションデザイナーとして成功し、自分に突っかかって来たデザイナーにビンタして、「告訴されたらどうする?」とヒョンジュンに言われ、「自分の男が最高の弁護士をつけてくれるから大丈夫」と答えるくらいの強い女になったはずが。ジョンウとくっついてからは、常に守ってもらう存在。

イ・スヨンはジョンウに会って、だんだん子どもに帰っていったんだな。「ジョイじゃなくて、スヨンだ」という、真実の自分を取り戻したことについても、とても喜んであげる気にはなれない。そのために犠牲になったものの大きさはどうよ。。スヨンが男女の愛ではなくても、もう少しヒョンジュンのことを思いやってやれば、ヒョンジュンは狂気をここまでさらけ出さなくてもすんだのでは??
当然、結婚式のシーンを見ても苦々しい気持ちを抱くばかり。それから、ハン・テジュンとヒョンジュン抜きの家族が丸く収まるところも。これは「ペク・ドンス」でヨ・ウンのいないところで、皆がハッピーエンドになって、彼のことを思い出しもしないのと、同様腹立たしい場面です。
ヒョンジュンは親戚なんだよ!! ハン・テジュンは親だし。こんな極悪非道の親戚を持って、痛みも覚えず幸せってどうよ!? というのは、犯罪を犯した人の家族を攻撃しているのではなく、かつてスヨンが「殺人犯」の娘という立場で辛い思いをしたからであって、過去のスヨンと、殺人犯の親戚を持つ今の状況、あんまり変わらないんじゃない?という意味です。

なにしろ、21話も
スンホは美しかった

他のブログの方が言っておられましたが、このヒョンジュンの結末、「精神崩壊か死か」と言ったら、むしろ「死」の方が良かったのではないかと。死んでしまえば、オンマのところにも行けるし。狂ったヒョンジュンに会いに行き、ヒョンジュンの手を握ることもしないスヨンの生きるこの世で生きているより…。このドラマは極悪な彼が断罪されることに意味を見いだすドラマなんだろうか? 彼もハン・テジュンの被害者ではなかったのか? 彼の心を救う材料なく、記憶すら消してしまう。しかもあの病院。あああああ…。かなり、不満、というか大大不満。
死の美学もどうかと思うけれど、精神崩壊&無期懲役というえらく現実的な結末は、ドラマティックなヒョンジュンの人生には似つかわしくない。美しい死の方が…?
おそらく結末が「死」だったら、それも不満だっただろうし、視聴者は「殺さないで〜!」と言っていたんだろうけれど。結局、ヒョンジュンに最後まで救いはなかった…と。ガックシ。。。

ドラマでも小説でも、正しい者だけが描かれるのでなく、弱い者、悪い者、狂った者、それらを含めて取り上げられるべき、というのが、私の考え。特に悪役は、感情の揺れ幅が大きいので、善人の主人公より遥かに表現力の幅も大きく、今回のユ・スンホは、全ての感情を明確に演じて見せ、悪役というキャラクターのおもしろみを的確に表現した。

最終回を終えて、まだゾワゾワが続いています。加えて、肩の力が抜けてしまった…。
ユ・スンホに出会って、私と同じ状態(ビョーキ!)になられた方が多々いらっしゃること、知りました。
最終回の狂気による崩壊のヒョンジュンにもいっぱい泣いた。だって、スンホ演技が説得力あり過ぎで。
ただ今、MBC動画見て、また、泣きました。倉庫のシーンも、病院のシーンも。あんなに美しく、自信に溢れていたヒョンジュンが…。オンマに勝るとも劣らない精神崩壊の姿を、彼は見せてくれました。静止した時間。精神も停止している。
もう1回全編をきちんと見たら、スヨンのことも理解できるかもしれません。泣けた部分について、また、改めて…書けるかな。。

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恐るべき20歳、ユ・スンホ!!
記念すべき作品「ポゴシプタ」終了。。




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by Cloudia-Yo | 2013-01-18 16:10 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(13)

ユ・スンホ「会いたい」20話、悲劇のヒョンジュン   

2013年 01月 17日
20話も完璧 ユ・スンホ演技!!

一段と哀しいヒョンジュンが満載
もう心はズタズタです。。。


翻訳できないので、あちこちの記事をつなぎ合わせて内容を類推していて、全文の翻訳は読んでいないので、ここに書いてある内容、とんでもない間違いもあるかもしれません。が、今日で終わってしまうので、とりあえず、ヒョンジュンの登場場面を書きたくて、ついでに、例によってスンホ演技について思ったことを…。
相変わらず、スンホの味方、ヒョンジュンの味方です!!


さて、ドラマの展開があまりにも悲惨で、流れが唐突で、だから、いくら演技が素晴らしくても視聴率伸びないんではないかな。だけど、とにかく、ユ・スンホ素晴らしく美しく、今回も多彩な表情で、哀しい運命のヒョンジュンを演じています。なので…

「会いたい」のユ・スンホ演技は永久保存版!です。

さて、この結末、誰かが最後に死んでしまったりするとしても、一番可哀相なのはヒョンジュンだ。
ジョンウとスヨンも哀しい運命なのかもしれないけれど、立ち直りが早過ぎて同情できない。スヨンにいたっては、ヒョンジュンを完全に敵対視して怖がったりして、もう少し複雑な感情を持ってもいいんじゃないの?? 14年も一緒にいた時間のハリーの愛情でさえ疑うって、あんたは14年間、何を見て生きてきたのさっ!! と、また「怒り」に走っております。いくら初恋の思い出が素敵だって言っても、スヨンがたった数ヶ月のジョンウとの恋を簡単に選ぶのは、意味分からん!!(←と、何回も語る)

また、この回になって、初めてヒョンジュンがハン・テジュンの悪行の被害者であるということが明確に出てきました。遅過ぎる!! 境界性人格障害。あらら、そう来たか…。やっぱり本当に狂ってしまったのね。って、母の死ではなく、その前、14年前からって言う方が、より自然な気がしますけれど。だって、犬に足噛まれて、母は拉致されて、監禁されていた家の爆発の炎の中から命からがら助け出されたんだよ〜。精神的後遺症があって当然じゃない?? いくらヒョンジュンが強い子で頑張っていて、しかも叔母からスヨンを守るほどしっかりしていたとしても、心に受けた傷は大きいはず。 スンホがここまで上手く演じているのに、スヨンはハリー(ヒョンジュン)に世話になったことは分かっていても、彼の心の傷をスヨンが全く理解する展開がないのが、残念。。。


さて、20話の冒頭から…。

○19話のラストと重なる部分。納骨堂、亡き母の前
ヒョンジュン、孤独で…。見てるの辛いな。ヒョンジュンの細い指まで、可哀相に思える、私。そうなんです、指にまで表情が!! スンホ君の指、細長いものね〜。哀しさ見せるには抜群の形状。

○次も、19話に出てきた場面
ヒョンジュンを捕まえようとするジョンウの前に、自転車のヒョンジュンが現れる。自転車のヒョンジュンも好きなんだよね〜。颯爽として、高校生みたいで(笑)。ふだんのスンホ君に近い? ヒョンジュンはじっとしていることが多いので、たまに風切って自転車走らせるヒョンジュンがあるのは正解かも。
そして、嘲るような笑みを浮かべ、自転車を下りたヒョンジュン、携帯電話のイヤホンを着けるんだけれど、これがかっこいい!!←もう、完璧に私はビョーキです。
そこに車でやってきた、大勢の黒ずくめの男達。一瞬、警察かと思ったら、ヒョンジュンの手下? かと、思ったら、悪人ハン・テジュンがヒョンジュンのためによこした組織暴力だと。おじさんがいっぱいだけど、スンホ君だけ別世界の人で美しい。悪役のエキストラさん達、アクションはできても、表情にあまり迫力ないことが多い?? (←ペク・ドンスのフクサ・チョロンが集合しているときも思ったけれど。日本には、悪役商会とか、人相の悪い、恐いおじさん俳優がいっぱいいるよね)。

ここから、ハン・ジョンウ主演、刑事ドラマの装いに。警察と黒ずくめの男達のアクション対決シーン。20話にして、またまた、新たな雰囲気の場面が登場!!(←???)
狂ったヒョンジュンが相変わらずジョイを連れて行きたくて、「ジョイ、一緒に行こう。母が亡くなった。14年前と同じように。君が行かなければ、僕も行けない」と。まだ、こんなことを言ってしまうのが、哀しい。スヨン、それを怖がるだけでなく、なんかもう少しなかったのかな。

追いかけられて、落としたリュック。落とすのも可哀相だし、警察で開けられたリュックの中から、出て来たハリーとジョイの写真。何故か、ヘッドホン。それと不明のもの。写真もヘッドホンもなんだかとっても哀しかった…。哀れ過ぎるよ。。この不明のもの、多分意味のあるものなんでしょうね。この写真とヘッドホンで、もう彼の破滅は見えたね。ガックリ…。

○追いかけられたヒョンジュン
1人で逃げる彼は、ここで足が悪いことの切なさを見せつける。が、14年前に叔母に閉じ込められていた家に苦しそうに逃げ込む。震える手で、鍵を締める。何もかも可哀相。これまで、ここまで追いつめられたことはなかったヒョンジュン。
スンホ、ほんとに切羽詰まった惨めなヒョンジュンを演じている。細くて美しいスンホが床の上に転がり込むのは、ほんとにたまりません。
14年前、スヨンが格子の向こうから声をかけてきたことを思い出す。

やっと、ジョンウはヒョンジュンの生い立ちを知って、ヒョンジュンが被害者であることを理解した。これは、ヨカッタヨカッタ。

○途中で出てきたもう1人のハリー(ユン室長)
スヨンを前に拘置所で、「自分はハリーに捨てられていない、彼は助けにくる」と叫ぶ。そうだよ〜。もう1人のハリーは、こんなにヒョンジュンを信頼しているのに、14年間愛されて守られてきたスヨンは、完全にヒョンジュンの敵対視しているって、おかしくない??

○14年前のヒョンジュンが閉じ込められていた家、そこから、杖をついて逃げるヒョンジュン
ジョンウ、14年前に、ヒョンジュンが閉じ込められていた家にヒョンジュンが書いたと思われる落書きを見つけて、足を踏み入れた。ヒョンジュンの落書きは、母とヒョンジュンのではなく、スヨンとヒョンジュンが手をつないで笑っている落書き。母を失ったヒョンジュンがスヨンに頼る思いと、母と別れた14年前から停止している時間、幼児性を表しているのかなあ??

ヒョンジュンとジョンウのやりとりは、今回よかったと思う。ユチョン、よくやった。(←エラソーで、ゴメン)

ジョンウを閉じ込めたヒョンジュン、格子の窓の外からジョンウと会話する。1人でこの家に転がり込んだときとは違って冷静さを取り戻してはいるけれど、14年前のヒョンジュンの悲劇と、追いつめられている現在の悲哀を感じさせるユ・スンホの演技。力むことなく、ジョンウとまるで友達のように話し、時として、サイコパス的な鋭い視線を投げかける。相変わらず引き込まれる演技です。

そして、最後、ジョンウ「ちびさん、おじさん」と言った模様。ジョンウが自分の生まれを知ったことを知り、動揺して、窓を閉めるヒョンジュン。うわあ〜!!この間のヒョンジュン、全身から悲哀が感じられます。
そして、杖をついて走り去るヒョンジュン。警察とジョンウに追われて、不自由な細い足で逃げるヒョンジュンには、涙涙…。逃げなければという思いに、足がついていけない、焦るヒョンジュンの表情。ハン・テジュンの罪による悲劇を思いしらされる。。このヒョンジュンの逃げるシーンは、彼の身にどれだけの傷跡があるかを見せつけられて、哀しくて、涙涙・さらに涙でした。

ヒョンジュンのシーンはいつもテンポがいい
彼の演技に起伏があるから?


可哀相なヒョンジュン!!
可哀相なスンホ(??)←これはマチガイ!

○血染めの手
そして、銃で足を撃たれてヒョンジュン。哀れ!! 痛みで歪み、うめき声をあげるヒョンジュン。これも、うわ〜っ!! 撃たれたこの表情、ヤバい!! マゾヒスティックな快感を感じてしまった。スンホ、素敵過ぎて。車で逃げ去る(??うまいところに車があったよ!ラッキー!?)。 予告に会った問題の血染めの手は、ヒョンジュン自身の負傷の血でした。スンホ君の細長い指が血にソマッテイル。物語、更に極悪殺人鬼のヒョンジュンが展開されるのかと思ったら、全く違う方向に行ってしまいました。またまた、得意の反転だ〜。予告の出し方、問題ありじゃない?? ヒョンジュンのワルな部分ばかりが強調されるような予告で、見るの辛そうって思って、見なくなっちゃった人、たくさんいるんじゃないかな。
自分の思い描いてきた復讐が崩壊の様相を呈してきたことに気づき、自分を嘲るように笑いながら、泣くヒョンジュン。これも深い演技でした。

○車の中でのヒョンジュンの回想、フランスのハリーとジョイ
久々に登場した「ハリーとジョイの優しい関係」。これは、見たかったなあ。 ハリー(ヒョンジュン)とジョイ(スヨン)のフランスでの生活でも、もっと早い回で出てくれば、ドラマが自然に流れたのに。ヒョンジュンがフランスで何を考えていたのか、復讐したいという思いがあることをスヨンにも告げていたことが、もっと早く分かっていれば、ヒョンジュンの内面が驚異的なサイコパスとしてだけでなく、理解できるものに見えただろう。 ユ・スンホは、この突然変異のような急激で目茶苦茶な展開を、演技の上手さで説得してしまった。が、物語がこういう風で、せっかくのスンホ演技を見ずに終わる人がいっぱいで、もったいない。。

○拳銃を受け取るヒョンジュン
お金と引き換え?? 持って来たのは、テジュンの手下?


この後、ハン・テジュンはスヨンを連れ出し、スヨンは14年前拉致されて閉じ込められた倉庫におそらく連れて行かれ、ヒョンジュンに渡された。ジョンウは、探知機でスヨンを追いかけ、倉庫にたどり着く。

20話のユ・スンホ演技、あれこれコメントをつける必要ない程、本物の演技を見せてくれました。力みなく、説得力のある演技…。うーん、今日はどうなるんでしょう。
もう、完全にユ・スンホ君は撮り終えてますよね。ヒョンジュン、終わりかあ。

カン・ヒョンジュン&ハリー・ポリスン。この役は、最初は苦しんだと思うけれど、彼の演技力・表現力を発揮するには、とても良い役だった。


ここまで来て、もう心配はなくなりました。

天才俳優ユ・スンホ
彼が最後までこのカン・ヒョンジュンという役を
やり遂げられると確信できたので。。


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by Cloudia-Yo | 2013-01-17 15:46 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(15)

ユ・スンホ「ポゴシプタ」ラストを前に、18・19話をおさらい…   

2013年 01月 14日
ラスト2話を見る前に、私自身の心構えのため、ドラマの展開の確認等をしたいと思います。
相変わらず、ひたすらユ・スンホ絶賛&応援、完全にヒョンジュン寄りの立場なので、ご了解ください。
なお、前回の「19話 狂った美貌の狂ったヒョンジュン」に書いた部分は、ドラマとして重要な部分がありますが、今回重複を避けて、省いております。

ここへ来て、俳優ユ・スンホの素晴らしい演技に話題が集中している「会いたい(ポゴシプタ)」。ストーリー展開より、一俳優の素晴らしさに、皆の視線が集まっている模様。ひたすらユ・スンホファンの立場の私にとっては、とてもありがたいことです。 下の記事は、「会いたい」の出演俳優達の好演について書かれていますが、ユ・スンホについても「一番得をした」と書かれています。

【ドラマレビュー】
「会いたい」はまるで演技のオーディション…「私は歌手だ」俳優版
OhmyStar |2013年01月12日10時10分

俳優たちの演技バトル…ハン・ジニ、チャ・ファヨン、ソン・オクスク、オ・ジョンセまで好演
傷と復讐、そして癒しと恋を題材に愛されているMBC水木ドラマ「会いたい」が、まるで「日曜の夜-私は歌手だ」の俳優版を見ているような感じを与え、ドラマの視聴をさらに楽しくしている。

主演を演じるJYJ ユチョン、ユン・ウネ、ユ・スンホはもちろん、助演を熱演しているハン・ジニ、ソン・オクスク、チャ・ファヨンなどの演技は何一つ抜け目が無く演技のコンテストを見ている感じを与えている。特にアイドル出身のユチョンとユン・ウネはもちろん、子役のイメージがまだ残っていたユ・スンホまでもが自分の役柄を素晴らしく演じこなしているのだ。
(中略)
この作品で一番得をしたのは、ユ・スンホだと思われる。これまでユ・スンホは、“国民の弟“という愛称に相応しく、子役のイメージが強かった。しかし今回の作品では典型的なサイコパスの性格を持つカン・ヒョンジュン役を演じ、寒い冬にさらに震え上がらせる、ゾッとする演技を披露し、成人演技者としての地位を固めることで、今後が一層期待される俳優として注目されている。
(中略)
1話延長が決まり「会いたい」はこれから3話の放送を残している。いつからか復讐による葛藤の踏襲で多少つまらなくなった感がなくはないが、ドラマの展開に劣らず俳優たちの熱演は「会いたい」の人気を高めた。この流れを最後まで失わず、視聴者に長く記憶に残るドラマになることを期待してみる。

元記事配信日時 : 2013年01月10日14時53分 記者 : イ・ヨングァン



さて、反転に反転を繰り返し、視聴者を惑わせ、製作者側も惑ってしまった感のある「ポゴシプタ」。
あと2話の「会いたい」のストーリー展開は、心配。心配。心配。あまり、反転にこだわり過ぎて、これ以上、ヒョンジュンが酷いことにならなければいいと。このドキドキは、普通のドラマのエンディングを心配するのとちょっと違う。でも、見たい!! いよいよ明日〜。

「会いたい(ポゴシプタ)」は、12月の韓国大統領選挙の前までは視聴率3週連続1位を獲得、前途洋々に見えました。が、大統領選で水曜1回が放送休止になって視聴率が2位になってからが??? 視聴率を上げようとしたのか、視聴者に「さらなる反転」をプレゼントしようとして、もがけばもがく程、ストーリーの芯はどこへ行ったか分からなくなり…。「ジョンウがヒョンジュン・オンマの息子かも?」のような意味のないあっけなく取り下げた反転もありましたね〜。
主人公達は、過去の苦しみから徐々に解き放たれて行くのでなく、一気にスヨンはハリー(=ヒョンジュン)からジョンウに気持ちを乗り換えてしまった感。初恋が大人の恋愛に成就していく過程が全く見れなかったな。ハリーの側からは、しっかりスヨンの心変わりに対する不安が描かれ、同情は皆ハリーに集まった結果に。

現在、ストーリーは2本立て。ユ・スンホ主演の重厚な犯罪者劇と、パク・ユチュンとユン・ウネ主演のキスシーン満載のラブ・ストーリーに。その間を埋めるには撮影が忙し過ぎて??  全体の流れを考えて的確に編集する時間もないし(←再び、勝手な憶測)。

YouTubeで第18話を再び視聴。なんと40万件以上のアクセス。コメント400件近く。各国の方がコメントされています。なかなかの人気!?

じっくり見直したら、スヨンの側に、少しはヒョンジュンを思いやる言葉があって、ホッとした…。が、ハン・ジョンウにはそれが見当たらない。で、私は、ちょっと怒。

さて、18話のヒョンジュン(ハリー)の登場は…

○CCTV等をしっかり取り払った秘密の部屋で、酔っぱらって寝ている演技→だだっ子がお酒を飲み過ぎて寝ているような…。自堕落な雰囲気。捜査陣が入ってくるため、証拠隠滅。酔っぱらい演技のヒョンジュン。

○警察での取り調べ(もう1人のハリー=ユン・室長との対面もあり)→取り調べに対して、いかにも上手な演技をしている風のハリーの答え。微妙にわざとらしくて、上手い(拍手)。
ハリーともう1人のハリーが向き合っているところの、意味ありげな、心の中で言葉を交わしているような緊張感。おもしろい。。ジェホさん、スンホ君と良い場面を作ってくれると私はお気に入りです。

○ハン・テジュンが、荒らされた部屋で、カン・ヒョンジュンからのメッセージを見て、ハリー・ポリスンとの関わりの場面を回想する。(17話でハン・テジュンは、ハリーがカン・ヒョンジュンと気づき、もう1人のハリーに角材で強烈に殴られ、それこそこれも殺人かと思ったが、傷一つなく、すっかり元気。超人ハン・テジュン!!
回想の中身は、全てハリーの魅力満載↓↓

●ハリーが自転車でぶつかりかけたこと→いたずら少年のような雰囲気。
●ハリーの家でのパーティで、ハリーが「再会できて嬉しい」と挨拶したこと→宝塚の男役みたいで、こいつ何者って感じ。
●ハン・テジュンの家に招かれて、「自分の家のような感じだ」と言ったこと→意味ありげな目つき。
●ハリ−がハン・テジュンに自分の足のことを聞かれて、笑ってから鋭い目つきで「わすれたんですか? あなたが傷つけたんでしょう!?」と言ったこと→心の底にあるハン・テジュンへの恨みが言葉の端に出ている。

↑↑全部の場面で表情が違って、お見事!! スンホ演技、多彩、かつ、どれをとっても魅力的、かっこいい。ここでまとめて見せてくれて、満足です。たまりませ〜ん。 スンホ魅力に、 またまたやられた!!

○警察の取調室から、杖をついて出て行く。足が不自由なのが痛々しい。というか、わざと痛々しく見せて帰って行く。 スンホ、足細〜い。。

○自宅で、スヨンとのことを思い出すシーン→ハリーの家、壊した額縁を入れてある床下に、スヨンと写っているフォトフレームを投げ捨てる。母からもらった鍵のペンダントをスヨンにあげてしまったことを思い出す。そのときに、スヨンは、ペンダントを外しているよ、この〜!! 床下の隠し置き場を、またまた見逃した操作の上手な捜査陣☆

○スヨンの話の中で、ハリーの話題が出る→「カン・サンドックを自分が殺した」とハリーが言ったこと。

○スヨンの話を聞いて、ジョンウがハリーのことを思い出す→杖をついて、駐車場でハン・ジョンウを歩いていたこと←←この駐車場場面のスンホもかっこよかったぁ。「杖さえもかっこいい」の場面です。ほんとにスンホは不思議だ!!

ここで、スヨンはジョンウに次の内容を伝えた。←書き出さないと、何を知っていて、何がまだ分かっていないのか、覚えられないので…。
●14年前、スヨンが死んだように見せかける工作をした張本人は、ハン・テジュンであること。
●ハリーが、カン・サンドックとカン・サンチョルを殺したこと。
●ハン・テジュンの家にいたジョンウの叔母と言われた女性はハリーの母であり、この母とハリーを引き離したのは、ハン・テジュンであること。
●ハリーの足を傷つけハリーの母の精神を狂わせたのも、ハン・テジュンであること。
●ハリーとハン・テジュン、ファン・ミランが14年前から知り合いだったこと。

下の1件は、スヨンはジョンウに言わず、自分の心の中にしまい込みました。
●ハリーの母が、誘拐を指示したこと、ハリーの狙いはお金でなく、自分を傷つけたハン・テジュン、ハン・ジョンウ、そして、スヨンに、自分と同じように傷を与えることである。

ハン・テジュンが、ヒョンジュン達に数々の悪事を行ったことを知ったジョンウは、膝を落として、泣く。うーん。この姿、かっこいいとは言えなくて。男らしくない。スンホが泣くのは、可哀相なんだけれど。ユ・チョンさんの泣きは、あんまり可愛くない。これは、主観的なものでしょうか? ちなみに今私が、ヒョンジュンのにっくき恋敵と思っている、ユ・チョンさん、YouTubeで東方神起の画像発見し、歌って踊っているのを見たら、なかなかかっこよくて。ファンがいっぱいいるのも納得しました☆←ちょっと、ユ・チョン・ファンさんにごますりの発言。。

ジョンウが、ショックを受けて泣いたわりに、ヒョンジュンに対して全く申し訳ないと思っている節がないのは、なーぜ?? また、「父とヒョンジュンはどういう関係なんだ?」という疑問を全く持たないのはなーぜ? とっても呑気なハン刑事!! 殺人者の娘という立場だったスヨンは、14年前に「ごめんなさい」を繰り返していたけれど、自分の父がヒョンジュン達を殺人と同じくらい悲惨な目に合わせたジョンウは、謝りもせず、ショックで泣くだけ??? もう少し、責任を感じて欲しい。「あなたのせいじゃない」てスヨンに言われて、その言葉を信じてしまうおめでたいハン刑事。。

再び、ヒョンジュン登場場面に戻ります。

○捜査陣に見張られている中、自転車で自宅を脱出。ハン・テジュンに会う。
 →ハン・テジュンに、「ジョンウからスヨンを取り上げろ」と取引を申し出るヒョンジュン。
話の筋を見たときには「ええーつ」と思ったけれど、この場面もスンホ演技素晴らしく、完全に納得させられてしまいました。「ハン・テジュンを頼る母はいらない」と言いながら、ハン・テジュンの家からいなくなったことを知ると動揺する。またも、台詞ごとに変わる表情、微妙に動く目線。絶妙の間合い。とにかく演技が緻密!!
私は、「スヨンを殺せ」ではなく、「スヨンを奪え」かと思ったんですが、韓国語できないので、どちらだか??

○病院で、アルムとウンジュの話を聞いている。→ソファに座り、新聞をどけたら、ヒョンジュンだった。美しい!!何も語らないけれど、いるだけで見て満足できる!! 何もしなくていいから、そこに座って、こっちに視線を!! ヒョンジュン!!

○屋台でオンマと会う。
 →精神に異常をきたしているオンマの隣に座り、母子で見つめ合う。母の手を乱暴につかむ。「坊や、坊や」と騒ぐオンマ。「ジュニへ 世界で一番愛している母より」と書かれているペンダントの入れ物を、「もういらない」と言って、オンマの手のひらに押し込み、立ち去る。オンマは「ヒョンジュンに渡すの」(ヒョンジュンがいた)と言って、追おうとする。←←これは、哀しい。でも、よくよく見たら、ここだけ、母と子で見つめ合っているこの一瞬だけは、ヒョンジュンと母、母子の愛情が通っている。が、ヒョンジュンの頑なにそれを振り払って去り、息子への愛情があるのに、抱きしめてあげられないで、追いかけて捕まえることができなかった母。 やっぱり、ヒョンジュンが一番可哀相で一番悲劇的。またまた、泣いた…(T T)。。。
実は、この場面、このドラマの一番のポイントかも、という程の意味のある場面だったような気がします。何故ここで、ヒョンジュンは母を受け入れなかったんでしょうね…。

○オンマに会った後、家で、ベッドに倒れ込む。
 →ここのヒョンジュンは、自分の感情を素直に出している。オンマとの別れの辛さ。←←これも(T T)。。。つらいよ〜っ!! スンホ、上手過ぎる。

屋台から、自宅での表情まで、見事な表現力でした。水木連続放送で木曜は早起きしなくてはいけなかったので、じっくり見なくて、この重要な場面を見逃していた!! ストーリーの流れから言うと、これはきっかけではなく、むしろ、消えて行った場面なのだけれど、オンマと見つめ合ったときのヒョンジュンには愛情があって、ベッドに倒れ込んだときの辛い表情は、人間ヒョンジュンがはっきり見える場面でした。ここだけの画像が欲しいくらい!! が、この場面、あまり話題には上らなかったみたい。 ヒョンジュンはただのサイコパスではない、血の通った人間だよ。それにしても、スンホ素晴らしい!! 18話の愛の逃避行シーンは、冬ソナには叶わない!? でも、ヒョンジュンのこの2つのシーンを見るだけで、18話を見る価値ありだわ〜。大満足!! スンホ最高!!

つづく場面でスヨンとジョンウ出てきますが、スヨンが「ハリーは家族なの」と言っているのは救われました。

○ハン・テジュンからの電話で、慌てて起き上がる。スヨンの居場所を知らされる。

○スヨンとジョンウがいた家に、ヒョンジュンがスヨンを迎えに行く。で、スヨンにペンダントを返され、拒絶される。→前回、殺人犯の濡れ衣を着せるとパソコンで言い放ったヒョンジュンの心変わり?? ちょっと展開が意味不明だけれど、スンホはめげずに、しっかりスヨンの拒絶に茫然としながら、怒り、しっかり演じています。

しっかし、ジョンウ!! 全くヒョンジュンに対する申し訳ないという気持ちが見られないのが、理解不能。ヒョンジュンはあんたの父親の被害者だよ〜!! 一生杖なしでは歩けないんだよ〜!! オンマは狂っちゃったんだよ〜!! 普通の人なら、土下座でしょう〜!!
加えて、先輩刑事の拳銃まで奪っての愛の逃避行、これからラストまで続くのかと思ったら、先輩はかくまってくれるし、意外に早く、けりがついてしまった。???
 
さて、ここから先は、19話。実は、こちらの方が18話より先に書いたので、気持ちが熱い&かなり取り乱しています。が、双方の温度、文章の書き方を整えるのは、もう時間的に無理なので、このまま載せます。ご容赦ください。加えて、前のブログで19話について一部分書いてしまったので、そこは省きます。

19話、14年前のスヨンのノートを元に、警察でイチャツクイのは、もう勘弁してほしかった〜。暗いだけのドラマにしたくない、ということなのか? そんなことより物語を進めて欲しい!! ジョンウが、スヨンに絡まるたびに、「いい加減にしてーっ!」と言ってしまう私。ユ・チョン・ファンの皆様、本当にごめんなさいm(_ _)m。。。。。

ミステリーや犯罪を扱ったドラマというのは、その分野の専門家がいますよね。日本にも素晴らしいミステリー系の作家の方達がいますが、緻密な組み立てとキャラクター設定、台詞や行動にも、見る者に結末を納得させるための伏線を多数散りばめることが必要で。
確かに「ポゴシプタ」にも伏線がたくさんあって、興味も引かれるのだけれど、初恋をテーマにしたはずが、ミステリー的要素を織り交ぜようとしたために、専門分野以外の分野に立ち入らなくてはならなくなり、不慣れの分野でもがき苦しんで、結果、初恋の成就があまりに加速され過ぎ、というか、突然のジャンプで完成してしまった感じ。そこから先、いくらキスしてくれても、全然ドキドキしない。いわば、古女房とキスしているような安定感で。だから、キスシーン、全く見たくないんです、私。

ヒョンジュンが、特に15話以降、場面ごと、台詞ごとに変わる表情による、スンホ君の素晴らしい演技で、格調高いドラマの雰囲気を醸し出して行くにつれ、「スヨンは、なんで初恋にこだわるの??」と、理解できなくなってしまった。これは、韓国語の台詞を翻訳や英字幕で読みながら視聴という、私の語学力不足のせいでしょうか。(それも、多々ありだと思う。スンホ場面のみ繰り返し見るので、スヨンやジョンウの台詞には集中力を欠いています)。

スンホ君、「『ペク・ドンス』の一番印象に残った場面は?」と聞かれ、ペク・ドンスとの熱い友情の場面でなく、「(フクサチョロンを解体する決心をしたとき)クニャンに『おまえも畑を耕せ』と言う場面…」と答えたそう。「ここで畑を耕せはありえないだろうと思って」と。結果、彼は台詞の途中で笑いを堪えきれず、何回もNGを出した(「ペク・ドンス」DVDの特典映像のNG場面に出てきます。スンホが何回も笑ってしまってNGで。笑顔がほんとに可愛い…)。スンホ君、台詞や展開に「???」と思っても文句も言わずに、一生懸命取り組む子なんだよね。

だって、本当に17話、「そっちへ行くかぁ!?」ってびっくりの展開というか、場面でした。それが、18話と19話で修正に入った感じ。修正もちょっと無理矢理な感じでしたが。 スンホもびっくりしたと思う。でも、「ラブラインはなさそう」と早い段階で発言していたようので、サイコパスに走って、とどまるところを知らないヒョンジュンになってしまうことは、知らされていたのでしょうか?

で、とにかく、スンホ君は、ヒョンジュンの行動「???」という部分があっても、のめり込んで演技。結果、ストーリー展開とは別にシェイクスピア演劇のような、深〜い演技で、皆を納得させてしまった。←←格調高さはシェイクスピアと思ったんだけど、スンホ君の緻密、かつ、自然なのめり込みの演技は、ちょっと舞台演劇とは違うような気がしてきました。ただ、シーンで撮って行くテレビや映画と違い、一気に演じる舞台みたいなのもやるといいんじゃないかなぁなんて、メイキングの動画を見て余計に思ったりしています。

19話、警察の場面。視聴者にはあらかた分かっていた謎の部分が明らかにされる。
が、私にとっては、そんなことより、ヒョンジュン・オンマの記憶の方が問題。16話で「ジュニだよ」と泣いたヒョンジュンが自分の息子だと思い出してやってよ、と。亡くなる前に思い出してくれたことは、満足なんですが。なんで、凍死?自殺? (←2つの説が飛び交っています)。

スンホ君の素晴らしい、子どもの自分との対話シーン。「このシーンで、彼の幼少期の辛さの全てが分かる。彼の復讐の理由も納得させられる」と話題のシーンですが、5話までで強そうだった子どものヒョンジュンが、この場面では階段のところにチマーッと座っていて。彼が子どもの頃、家の中でどれだけハン・テジュンの存在に恐れながら暮らしていたか分かる。やるねえ、アン・ドギュ君も。ちょっと、スンホとアン・ドギュ君、違うなあと思っていたけれど、回想で何回もドギュ君が出て来て、スンホと繋がってきました。スンホ君のこの演技のような深みのあるシーンが、主役2人のラブラブに少しでもあれば、ね。

このシーン、横たわっていたヒョンジュンは、顔を上げ、ゆっくり立ち上がり、綺麗な細長い指で鍵ペンダントの入っていた入れ物(確か「ジュニへ、世界で一番あなたを愛している母より」と裏に書かれている。現実には、オンマに返してしまっていて、自分の手元にはない)を拾い、杖なしで子どものヒョンジュンのところまで歩いて行く。跪く。そして、「シー」と右手の指を立てる(←このシーンは2人とも右手でした。「誰か来た!!」のシーンのドギュ君は、左手だったような…。と、変なところに注目の私)。また、このスンホ君の近づいて行くテンポがいいんですよね。そんなことでも、スンホ演技には目を釘付けにされてしまう。

このシーンのスンホと、放映開始前の写真撮影のスンホ、別人のように顔が違う。大人になった?? 顎も尖ってきて、撮影が大変だったから痩せたんでしょうか?? 何度も言いますが、スンホ君、どーしてこんなに顔が変わるんでしょう??

そして、最後の自転車で走ってくるシーン、美貌の少年のような雰囲気。これもまた大好きなスンホ君の表情なんです。自転車のシーンはいつも、自信ありげなヒョンジュンなんですよね。でも、第19回の自転車シーンには、少々顔色に不安が。各場面の表情を見ているだけでも、ヒョンジュンの内面の多面性が分かり、おもしろい。泣くときも、多彩な泣き顔。深いなあ。


さてさて、残る問題は?

○ヒョンジュンが逮捕されるのか?
○ヒョンジュンの正しい身元が明らかになるのか? そのことについて、ジョンウが少しくらいは衝撃を受けて、反省してくれるのか?
○ユン室長のハリーとヒョンジュンの関係? ずーっと前に、ハン・テジュンの隠し子説もあったんだけれど。
○ユン室長のハリーの行く末は?(彼も殺人をしているんだよね。文句も言わずに逮捕されて、動揺もしていない。このまま刑に服するの?)
○ハン・テジュンは?(逮捕されるくらいが関の山?)
○カン・サンドックは、掃除の叔母さんが殺したのではなかったの?いつのまにか、全部ヒョンジュンのせいにされてる? ヒョンジュンが杖ついて、部屋に入ったのかいね〜?
○カン・サンドックが殺害されたとき、スヨンは駐車場で何してたの? サンドックに会わなかったの?
○スイス(確か?)の銀行の口座、ヒョンジュンのペンダントの鍵で開く? それともクラシックなタイプのこの鍵は活躍することなく終わる?
○3人の内、誰かが死んでしまったりするのか? ドラマ冒頭で倒れていたジョンウは夢か現実か。また、ヒョンジュンの隣で倒れていたのは、誰? スヨン?
○スヨンとジョンウの愛の行方は?(←あまり、興味ない…。すみません。。)

もう、私、あのスヨンにヒョンジュンを抱きしめてやってほしいとも思えなくなってしまった。が、ヒョンジュンには、素直にスヨンを想っていることを認めて欲しい。憎むよりは愛する方が楽だから…。
ヒョンジュンの暴言、スヨン達には「あんなオンマなんかいらない」「君のいない世界に住みたいよ」と言っていますが、実はオンマとスヨンを連れて海外に逃亡すると弁護士のクレイグに言ったりしていて、スヨンに対する愛情の裏返しであったりするはずで。「君のいない世界に住みたい」気持ちは、私にも分かったりして(←あらら!)。

山積みの問題を、今のテンポで解決するのはおそらく無理ですよね。
ラスト、どうなるんでしょう?気になって気になって。
これだけ、展開に不満を抱えながらも、ポゴシプタ!!


最後まで
スンホ演技の素晴らしさをアピールして欲しい!!


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並み外れた
人間的魅力
スンホは不思議!!


by Cloudia-Yo | 2013-01-14 12:31 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(15)