朝鮮魔術師、キム・ソンダル、俳優ユ・スンホの存在と演技の独自性☆   

2016年 11月 02日

先週の月曜日に、「朝鮮魔術師」を半分、火曜日にめでたく全編を見ることのできた私、今週月曜日には、プレミアム先行上映会にて、



「キム・ソンダル」
見ました!!






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そして、火曜日には、


もう1回
「朝鮮魔術師」
見てしまった!!





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長いユ・スンホニムの休息のために、新たなドラマが早く見たいと思っていた私。

実は、瞬発力のある俳優ユ・スンホは、映画よりドラマが向いているのではないかと思ったりもして。
が、この2つの映画を見て、そういった先入観を払拭するにいたりました。

2日連続で2つのユ・スンホ主演映画を見て、2人の子どもを両手で抱っこしているような充足感。

ユ・スンホという俳優の多様な演技を見せてもらって、本当に満足。

「キム・ソンダル」を見たチングのチングが



スンホくんは
 世界遺産だ!



と、語られたそうで、あまりに素晴らしい表現なのでお借りしてしまいます。



韓国では「キム・ソンダル」が公開されてから、3ヶ月以上過ぎていますが、以前には「ユ・スンホが映画の主演に向くのか」とかいう、どこぞの記者さん(だったかな?)のコメントがあったりしたけれど、この映画は200万を超える観客を動員し、「リメンバー」も高視聴率で終了したことで、「ユ・スンホは主演俳優にふさわしい」という記事が出ているみたいです。

うーん、「朝鮮魔術師」の彼も存在感と魅力を発揮していたんだけど、評価はやっぱり視聴率とかに左右される部分が多い。「キム・ソンダル」の興行成績で、除隊後、四本の映画とドラマに出演したユ・スンホの力が、多くの人に認められた感じ。


でも、Yoは、「朝鮮魔術師」を途中まで見たところで上映機器の故障で中止になり、2回目に見て、俳優ユ・スンホの存在の魅力を感じ、昨夜3回目に見て、この映画の興業がイマイチだったのは、「予告のイメージと本編のギャップ」「ハリーのイメージの強烈であったこと」ではなかろうかって思ったりしています。監督さんたちもユ・スンホが主役を演じること期待をするとき、入隊前の最後の出演作品「会いたい」で彼が見せた演技の凄さを思い浮かべたように思う。


Yoは10月にイベントが重なって、かなり心身疲労気味、日曜日に大きなイベントが終わって、そういうときは結構疲労が出てしまうもので、火曜日、ヨレヨレしていたのですが、「朝鮮魔術師」の恋の物語に、本当に癒されたよ。


そこには、「大人の男のファニ」がいた。



ここ1週間ちょっとの間、いっぺんに2つの映画を見てしまい、うーん、


ユ・スンホの世界を満喫してしまった。


何かとイベント参加が容易な新宿区に住んでいるため、そして、お友達が助けてくださり「キム・ソンダル」の先行上映会にも行くことができて、見たいのに見られない全国のスンホ・ペンの皆様、ごめんなさい。

Yoは地の利と上映機器の故障というアクシデントのおかげで、先週今週、ユ・スンホ映画2編を3.5回も劇場の大スクリーンで見てしまいましたが、Yoの言いたいこと、それは、



ユ・スンホ主演映画が公開されたら
劇場に足を運んでいただきたい





「朝鮮魔術師」
見てください!!




新宿と心斎橋でしかやらないから、見たくても見に行かれないと言う方が多いと思いますが、都合をつけられるお方、ぜひ、行って見てください!!
今のところ4日までという予定しか出ていないけれど。←とりあえず、11日まで上映することなったようです。
       ↓

シネマート新宿の「朝鮮魔術師」タイムスケジュール
シネマート心斎橋の「朝鮮魔術師」タイムスケジュール


彼が除隊後の作品として選んだだけあって、とってもユ・スンホらしい映画だと思う。
入り組んだドキドキの展開はないけれど、2.5回見たら、「ユ・スンホに恋愛は無用」と言う考えも消滅しました。


ファニが「男」だった…ので。



あれこれ出ていた予告動画、そこで見られたシーンも、大画面のスクリーンで見る本編の流れの中では、また違った趣があります。

あの、キム・デスン監督の作品にしては、多少血にまみれたシーンに残虐ムードがある以外、むしろ美意識を感じる映像で。



うーん、夜中にちょろっと「93ラインのユ・スンホ」のニュースのことをアップしたのですが(→93ライン活躍+帰ってきたユ・スンホニム☆)、2日連続、ユ・スンホ映画を見た今、スンホ愛が爆発ですよ。


2編の映画について、どこから語ったらいいのか分からない。


「朝鮮魔術師」については、こちらのページでも
 → ユ・スンホ主演「朝鮮魔術師」を見た!!が…なんと途中で!?
 → 見ましたよ、ユ・スンホ主演「朝鮮魔術師」!!




まずは…


◇ 2つの映画での俳優ユ・スンホの印象


「朝鮮魔術師(조선마술사)」「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち(봉이김선달)」という2つの映画の主演を、除隊後の作品として選択したユ・スンホニム。
彼にとって、21ヶ月という演技とは無縁の世界で過ごしたことで衰えたかもしれない勘を取り戻すためには、時間に追われて撮影をしなければいけないテレビドラマよりも、じっくり作れる映画を選択したのだと思うけれど、この2つ、設定上、ちょっと似たところもある。


どちらも朝鮮の隣の大国である清という国が出てくる。
キム・ソンダルは、清の国との闘いでなんとか生きながらえた人間であること。






ファニは幼い頃、清の国にいて、そこで魔術を習得したということ。どちらも、元々は貧しく、オッドアイのため、朝鮮にいられなくて、清の国に行き、魔術を学び、残虐な魔術師クィモルの元、清の国から逃げて、朝鮮の地に移り住んだ。ムルラン楼という魔術を見せる一団を旗揚げしたファニ、様々な土地を渡り歩いて、詐欺を働くキム・ソンダルの一味。
よくよく見たら、どちらも一団を率いるスターだった。


キム・ソンダル、本名キム・イノン(これまで、キム・インホンと書いていましたが、映画の日本語字幕では「キム・イノン」と書かれていました。東方神起のユンホがユノであるのと一緒かな)の詐欺団でのリーダーシップより、ムルラン楼でのファニの方がリーダーシップの度合いが強く見えてしまう。
ファニが今、魅力的だったと思うのは、ムルラン楼でのヒーローぶりは際立っていたからで。




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大画面で見たら、「ファニは魔術団のスター」、そのオーラはバッチリ。
ユ・スンホの美しさと長い演技経験から積み上げてきた存在感、ファニはユ・スンホのための役という感じ。



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薬と酒に溺れなければ、清の国で経験した残虐な魔術の悪夢を忘れられない(と、Yoは解釈しました)ファニの心の傷が癒され、チョンミョンを愛することで前向きに後輩を指導しようとしたり、魔術の仕事にも積極的に明るく関わろうとするようになる、その前向き度が、ユ・スンホの生き方に合致するところがあるような気がするし、誰かを守ろうとする優しさも、彼らしい。



こちら、韓国で最初に出た一次予告動画ですが、







この動画のイメージと、映画全編のイメージはかなり異なっています。この音楽と映像の流れが結構心を不安定な状態にする=
ドキドキさせる。でも、「朝鮮魔術師」はドキドキの要素はあまりありません(と、Yoは思います)。


正直なところ、Yoは韓国での興業のことをネットで読み過ぎて、また、あまりにも強烈だった「会いたい」ハリーの演技のイメージが強過ぎて、また、史劇となると彼の魅力が際立って出ていた「ペク・ドンス」のヨ・ウン役の印象がすご過ぎで、恋愛が主になる「朝鮮魔術師」という映画に対して、「どうなのかな…?」という疑念があったりした。
その疑念が1回半見たら薄らいで、2回半見たら完全に消えた。


コアラさんのお姫様役がどうだったかと言うと、ファニに出会って、お姫様だということを隠しているときの彼女(ファニは「チョンミョン」と名付けた)は、お姫様でなく、「民」みたいでした。
スンホニムがコアラさんのことを「相手役として息が合った」と言っていたけれど、2人のやり取りは自然で、派手な誇張なく流れていくのが、自然な演技の得意なユ・スンホらしい。



ファニ役は、俳優ユ・スンホの深い存在感を見せた。



演技の深さというよりは存在の深さ。



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ファニが優しいんだわ💕


キム・デスン監督の映画でこんな優しいキャラなんて見たことがない。←2本しか見てないけど。

ファニは包容力があって、そういう意味では、やっぱりコアラさんと相性が良かったのかな。

こういうことを感じるかどうかは、おそらくそのときの観客の心身の状態にもよるのでしょうが、Yoは3回目に見たとき、ものすごーくくたびれていたので、ものすごーくファニの優しさに癒されました。



一方、「キム・ソンダル」の方は、様々な人物になりすますキム・イノン。
これは、様々なキャラに容易に変異するユ・スンホが見られた。



キム・ソンダルは、俳優ユ・スンホの演技の幅を見せた。


これは、この映画の中で、彼が詐欺師として、様々な人になりすますこと、同時にまた、シリアスなだけでなく「可笑しさ」にも挑戦したからです。


両方を合わせてみると、俳優ユ・スンホの可能性が見えて、彼が俳優として「誰かのようなタイプ」ではなくて、「ユ・スンホ独特のタイプ」であると分かる。
こういうタイプの人は他にいない。


それが、前回アップした93ラインに関する記事に書かれていた「やや若い年齢にもかかわらず、活発な作品活動を通じて演技スペクトラムを広げてきた」彼の独自性なのでしょうね。
彼は自分が大学の演劇科などで学ぶということを拒否したけれど、そのために学問的にまとめられた演技の型とかけ離れたところにいて、それが時には弱さになることもあるかもしれないけれど、最終的には、他とは違う存在を確実に見せて、他の俳優さんとは異なる存在感を放つ結果になると思う。


キム・イノン役は、王の扮装をしても内官の服を着ていても根本は詐欺師で、その胡散臭さもちゃんと見せている。




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※ 画像、TTU様よりお借りしました。


私、最初に宮殿に金塊を盗みに入るキム・イノンが女官に甘い言葉を言った後で振り返る、このシーンで、「ああ、ユ・スンホだあ〜」と思って、涙してしまいましたTT...TT...TT...。



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なんでだろう?
この姿が、「リメンバー」のジヌよりユ・スンホらしい気がしたのよね。
このリラックス度、余裕、自信…??


そして、今までと違う新たな姿が、皆様ご存知でしょうが、こっち…



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男性にウィンクして気を引こうとしたり、裏声で「お兄様、やめてえ」とか(確か、そうだったよね?)とか言う、ユ・スンホにしては本気のギャグ。



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妓楼で遊んで、金をばらまくシーン。




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このシーン、実は、ただ大金をバラ巻いて遊んでいるのかと思ったら、わざわざ貧しい地域に行って、そこの妓楼で遊んで、お金をばらまいていると言う、ちょっと義賊的な部分があったんだわね。
映画のセリフって、短い時間の中に詰め込むから、その言葉が印象的に観客に残るかって言うのが難しい。下手すると、その辺りを聞き落としてるんじゃないかって言う映画の批評もあったりする。ただ、肝心な言葉や状況をはっきりと観客に伝えるのも、映画の製作者のテクニックだと思うけれど。前半にあまり義賊的なムードがなくて、もう少し最初からそういう雰囲気があった方が良かったのかも?




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出歯のユ・スンホニム、歯並びが美貌にとっていかに重要なポイントであるかを知らせるキャラでした。。。



このページではまず、ファニとキム・ソンダルの比較ですが、ユ・スンホの泣きは本当に一緒に泣けるのよね。それが感情を共有してしまう部分で、だから、そんな感情を味わわせてくれるユ・スンホ演技が、癒しになる。
両方の映画で、彼の泣きに泣きましたよ。



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ファニには、この後、泣けた。
ここで1回目に見たときに故障してしまったのですが、この後がやっぱりファニを演じるユ・スンホがかっこよかったですね。

アクションで引きずり回されるシーン、見終わって、一緒に見たsimekoさんと「よく怪我しないよねえ」。
受け身が上手くないとできないよね。
それでも、スンホニム、アクションをやりたがる。男の子だなあ。



ラストに近いシーンで、この草原を走るキム・イノン。



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乗馬歴は「太王四神記」から、お馬さんが好きだというユ・スンホニム、かっこいいです。
このシーンとか、水の流れるシーンとかが、凄いめまぐるしい動きで、少々おくたびれのYoは気持ちよく目眩がしそうだった。




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乗馬シーンもしっかり本人が演じられる、この長い演技歴で培った経験は、監督さんにとってもありがたいものでしょう。


なんだろうな、このキム・イノンの顔がファニと違う、このキャラの軽さで、爽快だった。
こちらはほぼ全編で眉毛出しのお顔で、この状態だとお顔が細長く見えるユ・スンホニム。


色っぽいキム・ソンダルというけれど、いつもいつも色気を発散しているのでなく、女性に迫るときなどにその力を発揮する。
ソン・デリョンさんと対峙する場面では、確かにソン・デリョンさんは見事な悪役。大写しがお似合い。




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そして、その前に立つキム・イノンはかっこいい。




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ところで、「朝鮮魔術師」、このシーン、本編にありました??




シウミンくんペンの方も、このプレミアム先行上映会に多々いらしたはずで、チケット争奪戦は凄かった。「アクセスが混み合っております」状態で。EXOの東京ドーム・チケットより難しかった。
結局、チケットを取れず、スンホ・ペンのチングの皆様のお慈悲によって、チケットをお譲りいただくにいたり、参加できたのですが、当日、絶対にたくさんいたと思われるシウミン・ペンの方々、お行儀よく、Twitterで「ユ・スンホ、かっこよかった」と呟いてくださった方もいたそう。
ありがたいことです。
お礼に、Yoも12月1日に、東京ドームにnami☆さんと一緒にシウミンくんに応援に行きますからね〜♪



というわけで、そろそろ仕事に行くお時間、あれこれ語りたいことがいっぱいになっている、久々のYoなので、
帰ってから、またね!!



うわあ、時間がないから、最後に書くけど、


11月5日以降も
「朝鮮魔術師」継続して
上映するようです!!



by Cloudia-Yo | 2016-11-02 11:17 | 2015~17ドラマ&映画他mix | Comments(2)

Commented by namikicchi at 2016-11-02 14:52
Yo様~あんにょん(*^o^*)
月曜日はキムソンダルお疲れ様でした!
プレミアムシートの座り心地はいかがでしたか?
ヽ(^∀^*)ウキャッキャ!
「どこから語ったらいいのか分からない」とか言いながら大丈夫!シッカリ語っちゃてますよ~笑(๑≧౪≦)
ファニは多少過去が重いのと展開がまったり、あ、いや、きめ細やかに(汗)描かれていますよね。
でも前半チョンミョンに比重があるからファニはちょっと描かれ不足かな?と思うところもあるけど。
あとね・・・髪洗ってあげたい!( *´艸`)ククッ

キムソンダルではいい顔してましたねスンホくん!
コミカルな演技のびのびと演ってましたね~これでラブコメの道が開けたね!
早く1/20にならないかなぁ!!1月は新年会&スンホ映画を語る会したいですね~( ̄∀ ̄ )♪
Commented by Cloudia-Yo at 2016-11-02 20:24
> nam☆さま、あんにょん♪
連日、いえ、連週、お疲れ様でした。nami☆さんのお慈悲のおかげで、私も見れました。
プレミアムシート、隣の人と話ができないけど、お荷物は置けて…。楽だったかも。
左上の方のお客さん、すすり泣いていました。

ファニのことを以前にスンホニムが「惨めな状態だったのが、あることをきっかけに変わる」って、韓流雑誌のインタビューで言っていましたが、さほど惨めにはみえなかった??
雑誌の記者さんの翻訳のニュアンスがちょっと違ったのかしら。

正使のアン・ドンフィのチョンミョンに寄せる想いが、結局ラストまで。
でも、何度も見たら、ちゃんとあの結末になる伏線があるんだなって、私にもわかりました。
ファニについては深い演技でなく、深い存在感ですよね。
もうちょっとやらせてあげても良かったのではなかろうかっていう思いもありますが…。
でも、マジックは本当にエライわ。

スンホニム、あれこれ全く違う雰囲気で演じちゃうから、スンホ・ペンでも、どの役が好きかは分かれるでしょうね。
私も、髪型綺麗にブラッシングして欲しかった。。。(「ブラッシング」って死語?)
私的には、三つ編みとかなくても良かったんですけど。
そうそう華流ドラマの男性のカツラって、髪でなくお椀状に見えるんだけど、韓流は髪状のものを使ってる。

ユ・スンホニム、キム・ソンダルは新たな役柄で楽しかったんでしょうね。
映画二編で意外にラブも大丈夫だったし、コメもいけそうだし、可能性が広がりましたよね。これに「想像猫」と「リメンバー」、ニャンコちゃんとの演技も経験済み、普通の俳優さんの2倍くらいの経験を1年間でやってしまったかも。

今日も運動してるのかなあ(@@:9〜??
こちら、なんと「リメンバー」DVDが先ほど届きました。
今週は、スンホ作品づけだわ🍀
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