ポゴシプタ12話 ユ・スンホの恐るべき力 ハリーの魅力             韓国ドラマ「会いたい」   

2013年 12月 10日



「ポゴシプタ(会いたい)」12話
いよいよハリーが水を得た魚のように生き生きと動き始める…。
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この画像、私の大好きなハリーさま!!
ただ今、携帯にメールが来ると、このハリーさまが現れて
仕事のメールでも何でも、幸せな気分になれる…♪








もう1つ、幸せな気分の材料がりぷる様より到着♡

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「ユ・スンホカレンダー2014」
嬉しくなって、初日は卓上の方を仕事場まで連れて行っちゃった♪

ahaha…
でも、持って帰ってきましたよ。






ただ今、スンホ君が成宗王を演じた「王と私」を引き続き視聴中なんですが、このドラマ、同じくスンホ君が出演したドラマ「欲望の炎」以上に悪い奴がいっぱ いです。しかも「欲望の炎」のキム・ミンジェ(スンホ君の演じた天使のような男子)みたいな存在の子が出てこないから、救われない。。


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凛々しく賢い成宗王のスンホ君




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「インギと結婚する」と言うスンホ・ミンジェ
天使の笑顔



やはり、スンホ・ミンジェは偉大な存在だったな〜と思う次第…。



さて、ペク・インギ(ソウさんが演じています)をひたすら愛する天使のミンジェから悪役ハリーにメタモルフォーゼしたスンホ君。それでも、スンホ・ハリーは成宗と違って、14年間スヨン(=ジョイ)一筋…。そうそう、男はそれでなくっちゃね♡




帰ってきたジョイ ハリーの嗚咽


さて、スンホ・カレンダーで幸せな気分の私と反対に、第12話のハリーさん、のっけから発熱…。


スヨン(=ジョイ)は、ジョンウに抱きしめられたりしたけれど、結局ジョンウはスヨン母の「スヨンが戻りたくないって言うのよ」と言う言葉を信じ、スヨンを自分の方に取り戻そうとするのをやめて、2人は涙ながらに分かれる。
スヨンは、自分も苦しんだが、ジョンウも同じように辛い思いで14年を過ごしてきたと知った。
それでも、スヨンはハリーの家に帰ってくる。


で、ジョイ(←すみません。ハリーの部屋に来たら、やっぱりジョイと呼びたい)がハリーの部屋を覗くと、ハリーが熱を出して唸っている。



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ジョイが熱を計ると40度。←韓国では耳で計るの…?(@_@)
何故知らせなかったのかと、心配するジョイに、ハリーは
「薬を飲んだから、大丈夫。屋台で飲んでるかと思った。焼酎」

熱で辛いハリーはジョイに

「痛過ぎる。痛いのを忘れて、
  ゆっくり眠りたい。

  魔法をかけて。スワーッて」
  ↑
悪いことの消える魔法

と言うが、


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ジョイは躊躇して、「あれは、私のじゃないの。返してきちゃったから、もうできない…。ごめんね。ハリー」と。

ジョイの手を握り、泣くハリー。

「戻ってこないかと思った。
          怖かった…」

ハリーはジョイに抱きつく。

「ばか、私が、どこへ行くって言うの?泣いたら、熱がもっとひどくなるのに。」

ハリーが熱を出して痛めた足に障るといけないと、ジョイがアイス・バックを取りに行こうとする。


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すると、ハリーは

「行かないで。どこにも行かないで」

ハリーは嗚咽する。


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幼い子どもが母がいなくなるのを怖がるように、ハリーは泣いた。




しばし、時が経ち、ジョイはハリーの横でベッドに突っ伏して眠っている。
目覚めたハリーは、ジョイの頬に触れて、髪を撫でる…。


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「スヨナ
   おまえがそばにいるのに怖い。
   ニ度と、ニ度と揺れるなよ」


                ↑
かぐや姫の名曲「神田川」のあれですね〜。
そばにいるのに、「あなたの優しさが怖かった」。あれ?ちょっと違うか。
でも、要は傍にいて今は平穏であるように見えても、離れて行きそうで怖いってことよね。




ハリーの起こした銀行の騒動


ハリーのいない隠し部屋のパソコンには、チャットの相手チング(友達)からのメッセージが。
「ハリー、いるんですか?秘密情報は手に入れましたか?
そろそろ始めましょうか?」


ハン・テジュンが会長を務めるサンイル銀行は、あちこちからの問い合わせで、大騒ぎになっている。
ハリーの計略により、ナム理事が…。

「内部からのしわざのようです」とテジュンの部下がテジュンに報告する。
「ナム理事が逃げる時間を稼ぐために、情報を流したようです。ナム理事は、3日前に家族をニュージーランドに行かせています」とナム理事が計画的に高飛びをしたのだろうと告げるとユン室長。
「ハリー・ポリスン関係の投資金200億が行方不明です。ナム理事が手を出した模様です」
「この野郎、貴様…」とテジュンはナム理事に対して怒りの声を上げる。




掃除のおばあんの警察の取り調べ
   ジョンウとスヨンの母の想い



掃除のおばさんの殺人についての取り調べが行われているが、スヨンと分かれたジョンウが、部長と交代して取り調べを始める。

掃除のおばさんは、3人殺したと言う。
暴行犯は、すぐに刑務所から出てくるが、娘のボラは、そのために自殺をした。暴行だけでなく、殺人をしたのに、許されてしまうから、自分が殺したのだと。

ジョンウは復讐はするものじゃない、子どもを失ってどんなに辛かったかを犯人に思い知らせるべきで、殺してしまったら、それも知らないままになってしまう、と言う。

ジョンウはおばさんに、ガン・サンドクは誰がスヨンの死を偽装したかを知っていたのに、殺してしまったから手がかりが消えてしまったのだ、と言う。

ジョンウに犯行の状況を聞かれたおばさんは答える。
ガン・サンドクを殺すために、かつらを被り若い女の振りをして、彼の家を訪れ、スタンガンで気絶させ、バスまで娘のボラを思いながら、サンドクを引きずって行ったこと。
ボラが死んでから、ご飯も食べられなかったが、サンドクの家でご飯を炊いて、殺した日だけは温かいご飯を食べた、と。

ジョンウが「ドライアイスだけで殺せたはずなのに、おしぼりは何故載せたんだ」と聞くと、おばさんは、そのときのことを思い出す。
ガン・サンドクの口の中にドライアイスを詰め込んだときに、誰かが入ってきた。
そのとき、コツコツというヒールのような音がしたのだった。
おばさんは、そのとき、ジョイが逮捕されて警察署に入ったときのヒールの音を思い出す。

ジョイのことを「あの子が好きなんでしょう?」とおばさん。

ジョンウがおばさんに「ジョイの携帯を何故持って行ったんだ?」と聞くと、
おばさんは「え?」
ガン・サンドクがジョイから盗んだ携帯電話が、サンドクの部屋から消えていたのだった。
おばさんは「綺麗に掃除しようと思って、思わず持ってきたのかも…」と、ちょっと曖昧な雰囲気。

そして、言う。
「これが聞きたいんでしょ。私が殺したよ。後悔してる。もう二度としないよ。満足したでしょ」
そして、「ご飯ちょうだい」と。
3人を殺したと言うおばさんは、正気でない雰囲気。



ジョンウを思うスヨンの母


スヨンの母は、ジョンウの実家にジョンウの洋服を送ると言い、ジョンウと共に14年間一緒に暮らしているウンジュを驚かせる。
「ジョンウに戻ってくるはずのないスヨンを待たせるのは、もうやめよう」と。
ジョンウを大切に思いながら、親元に返そうとしている。




迷うジョンウを呼び出すハリー

そして…スヨンを拒絶する母


ジョンウは、先輩チュ刑事と飲んでいる。
「スヨンは待って欲しくないって。俺を見たら辛いって。俺はイ・スヨンが一番好きなのに、スヨンはイヤなんだって」と、悩むジョンウ。



そのとき、ハリーからジョンウに電話が来る。

「ちょっと時間ありますか?」
ジョンウにハリーは
「来られますか?今、身体の調子が悪くて」と。

「叔母の案件について、クレイグに調べてもらったら、不思議なところがあって、ハン刑事さんと2人きりで話をしたいんです。来てもらえますか?今、動けないんですよ」



ジョンウがハリーの家を訪れると、ハリーはベッドの上に座っている。
「俺も覚えているのに。街灯から、スヨンの家まで280歩。俺に電話してくれれば良かったのに」
    ↑
この時点で、ハリーは「ジョイがスヨンだと言う事実」を認めているってことかな。
ここが、よく分からん。。


そして、

「14年も待ったんだ。
 これからも待ちますよ」と。


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病み上がりのハリーは、ジョンウに「腕を貸して」と言う。
ジョンウは意外にも柔らかい口調のハリーに
「けんかするのかと思ったのに意外だな」
ジョンウの腕を借りて立ち上がったハリーは
「ジョイをいじめなければ、ハン刑事さんが好きですよ」と言う。
    ↑
ジョイがスヨンには戻りたくないのにジョンウが戻らせようとするのはいじめってこと?
日本語吹き替え版では、もっと上手く訳されているのかもしれません。
見てなくて…m(_ _)m。。。


ハリーはベッドの上のパソコンに目をやり、「取ってくれますか?」とジョンウに頼む。
パソコンを手に取ったハリーは、パソコンを開けて、画面を見て微笑む。
「何かいいことがあったんですか?」と尋ねるジョンウに見せるハリーの顔
    ↑
これが、一番上の画像です!!




体調の悪いハリーに変わって、ジョンウが酒のしたくをしていると、ジョイがそこに来る。
出かけるジョイと言葉を交わすジョンウ。
お酒の弱いジョンウにジョイが「飲めないのでは?」と言うと
ジョンウは「だんだん飲むこともできるようになります。今度一緒に飲みましょう」と言う。
スヨンを忘れることにも慣れていける、と思おうとしていた。

ジョイが、母親の置いて行った靴の入った袋を持っているのを見て、ジョンウは、母親に会って靴を返せば、スヨンの母が喜ぶだろうと思う。

ジョンウが切ない思いでジョイを見送ると、ハリーはバルコニーでジョンウの方を見て、優しい微笑を浮かべている。
ガラス越しに見たジョンウは「笑うなよ」と呟く。



ハリーは、ジョンウに
「ハン・テジュン会長がお父さんなんですか?パーティのときは気づかなかった」
そして、「どういう方なんですか?お父さんは」と言う。


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「叔母の死とサンイル銀行が関係あると思って」

ジョンウが「俺は確かに父さんの息子だけれど、サンイル銀行とは何の関係もありません」とジョンウが言うと、
ハリーは

「ちゃんと捜査をできるんだろうな」

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ジョンウの様子を見つめるハリーは微笑みさえ浮かべて、
「大丈夫でしょうか?全部見覚えのある名前でしょう」
ジョンウは
「1人だけ気になる人がいる。ハリー・ポリスン」
「俺ですか?」
「ハリーに何かが起こったら、ジョイが大変だろうから」

ハリーは微笑んでいた口をつぐみ、真顔になる。


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その頃、スヨン(=ジョイ)は母親の勤めるレストランを訪ね、別の店に行き、母と話をしていた。
スヨンは、マニキュアを塗り替えたことを話し、また、自分がこれまで、自分を探しに来ない母を成功して見返してやりたいと思ったり、服のデザインをするときに、14年前にキム刑事がスヨンとウンジュに同じ服を買ってくれたときに、母がスヨンのことを「ウンジュより可愛い」と言ったことを思い出したことなど、何かにつけ、離れている母を意識していたことを話す。

自分に対する怒りをぶつけろと言う母に、スヨンは「辛いの。憎んでいるときの方が良かった」と告げる。
自分のところに帰って来るのかという母の問いに、スヨンは
「ハリーの仕事が終わるまでは韓国にいるわ。フランスに帰るまで内緒で会おうよ」と。
しかし、スヨンの母は、「私はジョンウが一番大事なの。帰ってくるつもりがないなら、来ないで!」と言う。
スヨンを思い続けてきたジョンウを思う母は、スヨンに戻る気がないスヨンを受け入れる気がなかった。
スヨンはその言葉を聞いて、涙を落としながら、立ち去る。


車に戻ったジョイ(=スヨン)にハリーは電話を…。ハリーはジョイに優しい言葉で話す。
「話、終わったの?いつ来るの?声、どうしたの?泣いたの?早く帰ってきて。話があるんだ」

しかし、ジョイは、「まだ用事があるの」と言う。




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ハリーから書類を受け取ったジョンウが帰ろうとすると、ナム理事からメールが届く。
これは、ハリーがナム理事と取引したときに予約したメールだ。
「君のことが気がかりだ。俺は、ハン・テジュンの忠実な犬だった。
イ・スヨンを探すのはやめろ。探せば、結局君だけが傷つくことになる」


ハリーは叔母の通帳も渡すので捜査してくれとジョンウに頼む。
叔母のミッシェル・キムはナム理事を通してファン・ミランに多額の金を貸していたのだった。


ジョンウはチュ刑事に電話して、ミシェル・キムについてもう一度調べるよう依頼する。




ハン・テジュンを招くハリー



ハリーの家を出たジョンウは、門のところで、父ハン・テジュンの車が入ってくるのを見る。

ハリーは、隠し部屋のCCTVの画面でテジュンの車が来たのを見ていた。
「門を開けてくれ」と言うハン・テジュン。


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ハリーは門を開けるリモコンを手にして、言う。


「ハン・テジュン」 

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「天国に ようこそ」


狂気さえ感じさせるハリーの目。

そして、門を開けてハン・テジュンを自分の家に招き入れる。



ナム理事に200億を持ち逃げされ、テジュンが会長を務めるサンイル銀行はシオ社への融資に支障をきたしていた。

病み上がりのハリーは、足にアイス・バックを載せているが、その表情にはこれからの計画の成功を確信するような自信が…。

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テジュンと共に、腹心のユン室長もいる。




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ハリーは言う。
「俺が200億を貸しましょうか?」
テジュンは、ハリーの援助を受け入れる。


ハリーは、目をふと杖に落とし、冷ややかな目でテジュンに言う。


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「杖を取ってくれますか?」


テジュンは、若いハリーの言葉に顔をしかめながら、杖を取る。

ハリーはテジュンの差し出した杖を握りしめ、立ち上がろうとするが、


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そのときのハリーの顔には、一瞬、苛立ちの色が浮かんでいた。
ハリーは14年前にテジュンによって足を傷められ、そのときから今にいたるまで、この杖を使わなくては歩けない身となったのだった。



その頃、ジョイは、自分を専属デザイナーにしたいと願うミランの店を訪れていた。
ジョンウも、ミシェル・キムの借用書のことでミランに会いにきていた。
ジョイは、ミランの店で自分のデザインのドレスが飾られているのを見る。
そして、ジョンウが、カーテンの向こうの休憩用のベッドで寝ているのを見つける。




カン・ヒョンジュンの復讐の言葉
 生きていた母ヒョンジュ




家に帰ったハン・テジュンの元に差出人ガン・サンチョルの小包が届き、中には

「神もおまえを助けられないだろう。
       待っていろ」


と書かれたカード、そして、点滴チューブで作った自転車が入っていた。
それは、カン・ヒョンジュン(=ハリー)の母カン・ヒョンジュが閉じ込められた病院で作っていたものと同じだった。
ハン・テジュンは憎々しげに言う。


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「カン・ヒョンジュン!!」


ハン・テジュンは初めて、カン・ヒョンジュンがテジュンに対する恨みを抱いて身近にいることを知る。



ハン・テジュンは、車を走らせる。
鍵のかかった部屋を開けると、そこには、点滴チューブで何かを作っている女性が。
病室?


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女性は、テジュンを見て、にっこりと微笑む。
それは、カン・ヒョンジュンの母、カン・ヒョンジュだった。
乱れた髪のヒョンジュの表情は、14年前とは違っていた…。


テジュンが、恨みを込めたカン・ヒョンジュンの言葉を目にしている頃、ハリーは隠し部屋で、ガラスのケースの中の点滴チューブで作られたおもちゃを手にしていた。

そして、ハリーは14年前に母が彼にプレゼントしたペンダントを手に取り、握りしめて、不敵な微笑みを浮かべる。

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第12話は、このハリーの笑みで終わる…。




第12話について思うこと


「スヨナ…」


第11話についてまとめようとしているときに、ガン・サンドクの殺人事件が絡んできて、そちらについて触れない訳にもいかないし、ジョイはどんどんジョンウ寄りになっていってしまい、それでもハリーの味方をしてこのドラマを見ようとしている自分に空しさを感じてしまっていました。
そして、11話の終わりでジョンウがスヨン(=ジョイ)を抱きしめる…。ハリー寄りの私としては、ほんとに「あああ…、もうやめてえっ」とい思ってしまった。

その空しさが、この12話を見たら、一気に消えた。
ハリー、最初の登場場面、40度の発熱で喘ぐハリーに始まり、ラストのペンダントを握りしめて不気味に微笑む場面まで、

「ハリーの存在がこのドラマの中の重要な流れとなってきた!」

と思った。


それまではいつもジョイを守る立場だったハリーが、ジョイに抱きついて子どものように泣く。
母に置き去りにされることを怖れる子どものように、ハリーは自分の最も弱い面を明らかにした。

「スヨナ(=ジョイ)揺れないでくれ」

と、金に不自由なく、全てを自分の意のままにできそうな

強い存在のように見えたハリーの、最も怖れること。
それは、自分にとってただ1人の人生の同伴者であるスヨンを失うこと。


この弱点を見せたために、ハリー、カン・ヒョンジュンという存在は、
生き生きとした人物として輝き始める。


この部分が明らかになることによって、これまで1人で嫉妬し、怒りの表情を見せていた、隠し部屋のシーンの表情までが、ハリーという人間の内面から自然に湧き出たものに変わっていく。

12話の全ての場面のハリーは、力みなく、テジュンに対する怒りやジョンウに対する思いを見せるようになる。
そして、力みがなくなっただけに、より一層その血走った目が不気味に感じられるようになる。
これまで場面場面での集中力で作り上げいたハリーという人物が、

この12話からは澱みなく動き始めた。



ハリーが「スヨナ」と呼ぶ。これは、幼い日にフランスに旅立ってから、呼び続けた名前。「スヨンではなく、おまえはジョイだ」と韓国にいたときの過去を否定しようとするハリーが、
「スヨナ」と呼ぶときに、

ハリーが実は痛みを抱えた「カン・ヒョンジュン」であり、

目の前にいるのが「イ・スヨン」であるという、

真実が見えるのかも…?


かくして、ハリーは強さも弱さも持った、魅力的な陰影ある人物となった。そして、

その弱さ故に、ハリーに共感を してしまった。


スヨンにすがりついて泣いている彼の感情は、これまでのハリー自身が見せようとしているハリー、虚飾に満ちたハリーの姿ではなく、

見せたくないが見せざるを得なかったハリー のもの。

そこに、ハリーの不安、ハリーの持つ真実の部分 を見る。


それが分かってしまえば、ハリーがテジュンを嵌めようと呼び出したときも、違和感なく、彼の感情を受け取れる。
そう、登場人物に深みがあれば、見る者はその行動がブラックであっても、共感できる。

シェイクスピアの演劇だって、人物の描き方が巧みであれば、悪事を企んだ人物に共感できる。それと同じ。

14年前に、置き去りにされそうだったスヨンを連れて行くと言ったカン・ヒョンジュン。
それからずっと彼女の傍に寄り添って、2人が方を寄せ合って生きてきた、その間のヒョンジュンの思いを明らかにして見せた、

「ハリーの嗚咽」 だった。




ヒョンジュンとテジュン


ハリー(=カン・ヒョンジュン)テジュンを自宅に招き入れるシーン。隠し部屋で門を開けるハリーの冷たい眼差し、目のみを動かして門の開閉をするリモコンを取る姿、「天国へようこそ」という、長年恨みを抱いていたテジュンを自分の術中に嵌める、鋭い目と口元に浮かべる不敵な笑み。

そして、俳優ユ・スンホは、テジュンに杖を取ってもらうというその短いシーンの中にも、外面的に作り上げられた柔和、自分が頼らなければならない杖を見る眼差しの奥の鋭さ、テジュンに対する冷徹な表情、杖を使わなければいけない状況にされた怒り・苛立ちを見事に込めた。


カン・ヒョンジュンから送られてきた恨みの言葉でヒョンジュンが生きて、自分の身近にいることを知ったハン・テジュンの「カン・ヒョンジュン!!」という言葉。
この言葉に、ヒョンジュンがテジュンに命さえ狙われ、外国に逃げざるを得なかった、

ヒョンジュンがテジュンから受けた傷の大きさが感じられ…。

この言葉、重要!!
子役ちゃんからスンホ君になってからは、テジュンのヒョンジュンに対する悪事も見えていなかったので、ここでそれが見えてヒョンジュンの生きてきた苦境が思い出される。このことも、ヒョンジュンという人物に対する興味を引き出す。

傷められることに、どこか快感を覚えてしまう視聴者の私…。サド…?マゾ…?




ヒョンジュンとヒョンジュ


そして、この第12話の最後に姿を現したカン・ヒョンジュンの母カン・ヒョンジュ。
生きていたカン・ヒョンジュの出現で、これからどうなっていくのかという強い興味を抱いた、初回視聴のときの気持ちを思い出した。

このカン・ヒョンジュを演じているチャ・ファヨンさん。このヒョンジュンの母が、「ポゴシプタ」での母子は最も哀しかったとドラマ終了後のインタビューで語っていたようですが、この生死不明だった母が生きていたことによって、

物語はヒョンジュンとその母の動向の部分にかなり重きが…。


このペア、ユ・スンホ&チャ・ファヨンペアかなり相性が良かったのではないかと思うんですね。
ジョンウのユチョン氏とスヨン母のソン・オクスク氏も、かなり通じ易かったらしいけれど…。
が、ユン・ウネ氏は最初、母役のソン・オクスク氏を長年会いたかった母と思うことに苦労していたよう。

「善徳女王」のナムギル&コ・ヒョンジョンの母子ペアや、「赤と黒」のナムギル&オ・ヨンスの不倫ペアも、息が合い易かったようで、そういうペアは、演じながらお互いの良さを引き出せる。
スンホ君とファヨンさんのこの先出てくる、実際に接するシーンは、お見事な哀しさを醸し出していて…。

スンホ君、ハリーが母の肖像画を前にして、死んだと思っている母への感情移入のために、監督の声も聞こえない程集中していたメイキング動画がありましたが、スンホ君は、姿を見ていない内からしっかり母に対する想いを作り上げられたんですね、きっと。


かくして、スヨンとジョンウの初恋物語より、ヒョンジュンとヒョンジュの母子の物語の方に勢いが出てきてしまった…、と、私は思っている…んです。


この状況を作り上げているのには、音楽の力もあるかも。

ハリーの復讐に関する場面の方が、音楽がはっきりしていて、ドラマチックなんですね。
それに比べて、愛のテーマがちょっとボケてる。
オーケストラとか合唱で盛り上げられてしまう、カン・ヒョンジュンの起こす事件が、強いイメージになってしまう。
そんな気もしますね。



俳優ユ・スンホ。
若いということは時として恐るべき力を発揮する。


25歳以降は、内面と技術をコントロールして演技できるようになる年齢かと思うが、満19歳のスンホは、20代後半の人にはない瞬発力を持っていた。


第12話、ハリーを追いかけてきたことが正解だったと思える展開。改めて、

やっと成人したばかりのユ・スンホという俳優が、
カン・ヒョンジュン、ハリーという魅力的な人物を作り上げたと
実感…。



これで、「ポゴシプタ」にハマったんですね、私。。。

そして、13話にワクワク。

あ、けっこう重要な部分を飛ばしてしまった。
ガン・サンドクの殺人、おばさんが犯人か微妙になり…。




とにかく、この画像を並べて一番喜んでいるのは、私でしょうね。

スンホ君の表情の変化が
おもしろ過ぎて♪♪










http://youtu.be/1WtWd2W0N6k
2012JHJ様の動画
以前に書いたブログにもURLを紹介した動画なんですが、
12話まで、揺れるジョイに対するハリーの切ない心境をまとめてあって…。








by Cloudia-Yo | 2013-12-10 23:01 | 会いたい#5~#21美★ハリー | Comments(8)

Commented by YOU at 2013-12-14 19:24 x
Yo様
こんばんは(^^)

あげて下さっているお写真で益々、ハリーの百面相ぶりに拍車がかかって行く様子が見てとれます。いつも有難うございます(*´▽`*)
天国へようこそ のハリーの狂気の様子も素敵。
スンホ君の素の笑顔も大好きですが、ドラマではやはり怒ったり、
苦しんだりしてる方が好きです。(#^^#)サド夫人かマゾ夫人か
解りかねますが。。
ご紹介下さった動画ハリーの苛立ち、動揺、哀しみ、揺らぎの表情
が連ねてあり胸を打たれます。私も特に11話の病院でのジョンウとスヨンが楽し気にしている所にハリーが来てキっと苛立たしい表情を浮かべるスンホ君大好きです( *´艸`)私は動画探しが下手なのかあまり
ポゴの素敵な動画見つけられません(^^;) 普通にハリーと
ジョイの美しい様子は沢山あるのですけれど。以前、倉庫の中のハリーの様子と車の中で号泣しながら笑っているハリーの動画には心の臓を鷲掴みされちゃいましたが。。

王と私視聴続けてらっしゃるのですね。私はスンホ君登場部分のみ
で挫折気味。。まだまだ観たいものも沢山ありすぎて。。
屋根部屋のプリンスも観たいのですが、益々ユチョンさんに好感もって
しまいそうです。人相的に憎めなくて...^m^
Commented by Cloudia-Yo at 2013-12-15 02:58
>YOUさま、ありがとうございます♡
コメントいただけると、読んでくださっているのだとホッとします(笑)。

疑り深い私でm(_ _)m

ハリーさん、ほんとに感情表現が巧みで、、心の臓を鷲掴み、そうなんですよね!!
YOUさんにそう言っていただくと、私だけがおかしいんじゃないんだと思って、ホッとします。
とにかく、悪い奴でもなんでも、ハリーはお気の毒で。。。味方したくなっちゃいますね〜。
YOUさんの言われるとおり、スンホ君、素顔やモデルのときの笑顔は素敵なんだけれど、演技は絶対負のイメージの方がより魅力的ですよね。

「屋根部屋のプリンス」はおもしろかったですよ。ハン・ジミンさんが健気で。ラストもなかなか涙をそそる…で、納得できましたよ。ユチョンの300年前から来た王もハマっていた。

Commented by Cloudia-Yo at 2013-12-15 02:59
>YOUさま、続きです…。

私、「ポゴ」に関してはユチョンさんをついつい敵対視してしまい、スンホ・ハリーの幸せを踏みにじるな〜みたいな…(><)!!私、不当にスンホの味方です。ほんとに、この自分の馬鹿っぷりに日々「???」です。
ユン・ウネさんもユチョンさんも、スンホ君のような深さを求めなければいい感じなんですよね。ユン・ウネさん、「11話」の病院で思わず笑うシーンのみにこっと笑いますが、その方がお似合い。悩む役はスンホの独壇場…。

「王と私」は正直見ていて腹立たしく、最初にこの「ポゴ12話」をアップしたとき、(’〜')思いっきり悪口を書き過ぎて、大人げないと思い、後で削除しました…。。。
54話まで行き、ヒロインは既に亡くなり、王も…。あまりにも理不尽なことが起き過ぎて…。見るには忍耐を要しますよ。別に見なくてもいいかも…です。
見るとしたら、王と朝廷(これが、王の臣下を意味するよう)と内侍府(宦官の組織)、三者の確執という歴史を知るという意味ではおもしろいかも?でも、腹立ちます!

Commented by rippledrs at 2013-12-15 22:50
Yo様、遅くなりました(>_<)⇒っていつも言ってますね・・・いつも乗り遅れそうになってスミマセン(^^ゞ

「それでもハリーの味方をしてこのドラマを見ようとしている自分」この葛藤、わかります~~!
ドラマの、スンホくんが出てきたときから・・・いや、子役のジョンウくんがスヨンを置いて逃げてしまった時から、私のジョンウ=主役って意識が消えてしまいました。
どんな理由があろうと、その過去が彼を苦しめることがドラマの軸になっていようと、どうしても許せないからです。
そして、14年間そばにいてくれたヒョンジュンを捨てて、ジョンウの元に戻ってしまうスヨンも、許せなかった。

韓国の方は、それを「仕方がないよ」って受け入れるんでしょうか?
勧善懲悪の時代劇ばかり見て育ってきた私にとって、この筋書きは納得が行きません!!
だから、疑うこともなくハリー=カン・ヒョンジュンを主役としてドラマを見てしまう自分がいます(^^ゞ

続きます↓スミマセン
Commented by rippledrs at 2013-12-15 22:51
(続き)
それにしては、ストーリーが主役の二人を擁護する形で進んで、
ハリーが狂気を帯びたキャラクターになって来ると、「どうして?」って思いが強くなってしまい、あまりの理不尽さに混乱して視聴が進まないのかもしれません。

でも、Yo様が仰る通り、スンホくんは19歳という「瞬発力」を武器に、このドラマで明らかな成長を遂げましたし、独特の感性で作り上げた美しく哀しいキャラクターは愛さずにはいられません。

だから、このドラマちょっと心臓に悪いけど、大事に見たいと思います。

スンホくんのみならず、ストーリーに重要なシーンも盛り込んだキャプ、スンホくん渾身の演技を切り取った画像の数々、声も入った素敵な動画のご紹介もありがとうございました~♡(*^_^*)
Commented by Cloudia-Yo at 2013-12-16 19:15
>りぷるさま、忙しいのにコメントありがとうございます!!

ほんとに心臓に悪いですよねぇ…。私もこのドラマ、見るのもブログに書くのもかなり葛藤があって…。ちょっと苦しくなること多々ありなんですよね。
でも、やっぱりスンホ君の演技が素晴らしいので、それを見ると続けなくちゃって感じで(笑)。

韓国での放送を見たときに書いたポゴの最初の投稿のシリーズ(あ、私のですよ)で、韓国の方でコメントをくださった方がいました。韓国でもハリー・ファンの方達は私と同じように理不尽に感じたとのことで、「日本の人も同じように感じるのかと思った」とコメントしてくださったのです。

ドラマ13話がちょっと「!!!」だけれど、14話からのスンホ君、ますます凄いので、うーん、これを捨ててはおけないよな…と思います。
ヒョンジュンの母が出てきたら、一気にヒョンジュンであるハリーにスポットがあたる感じで。14話のオーラが凄い。でも、その前に13話があって…。飛ばせないよなぁと思案中…です。

それにしても、軍隊のサイン会でのスンホ君、この笑顔のピュアな青年がハリーをやったとはね〜。
ほんとに不思議なスンホ君☆
Commented by namikicchi at 2013-12-17 12:50
Yo様☆
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
ちょうど去年の今頃ぐらいにこの12話をみて嗚咽演技に鳥肌立てていたんだなぁ、と懐かしく思い出しました!
スンホくんの演技が完璧な分、ハリーもヒョンジュンにも感情移入が強くなってしまい、再視聴が辛い意気地なしな私です。Yo様はスゴイなぁ、なんか超越してる( ̄▽ ̄)笑

今年のカレンダーは格別な思いで大事に大事にめくってはしまい、しまってはまた取り出して見ています。うちも飾れなくて(;^_^A
なんか、写真集が出た時セットされていたカレンダーには申し訳ないんだけど、スンホ欠乏症が長かった分満たされる思いが強くって(=^ェ^=)
あと、トップの写真、私も大好き❤(#^.^#)
Commented by Cloudia-Yo at 2013-12-17 14:03
>namiさま、こんにちは☆

実は、今日はブログ初投稿1年目の日で…。私もスンホ君の演技に完璧に捕まってしまった、あのときの気持ちを思い出します。
見るのが辛いのに、また見ようとしていることに迷って、ああ、ほんとに馬鹿な私って思います。が、今、13話の準備をしていて、スンホ演技がやっぱり凄くて、ほんとに弱冠19歳の青年がこれだけの役柄を作り上げたことに、ほとんど涙です(T T)...。
ハリー演技の微細なところを見逃さずに追っかけたいと思う、2回目の「ポゴシプタ」記事アップ、一つ一つのハリーの表情がどれだけ繊細で魅力的かということも、じっくりキャプってそれを繋げて行くと、わあ〜って感じで。
ただ、このページにいらした皆様に、私の拙い文章で、それが伝わるかどうかは、「???」…。
あんな立派な仕事を残して入隊してしまったスンホ君。入隊中にそれを忘れたくない、忘れて欲しくないという一心 o(><)o

トップ写真、青が似合いますよね〜。ヨ・ウンもだけど♡
カレンダーは、夜中に横に2つのスンホ面を開いてニマニマしながらパソコン。今後、13話以降、ハリーと一緒に泣く予定(笑)。

コメントありがとうございます!!
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