ユ・スンホ「ポゴシプタ」第16&17話における歴史的成長と衝撃!!   

2013年 01月 04日
「会いたい(ポゴシプタ)」第16話と第17話が、正月三が日に連続で放送されました。日本のドラマだったら、正月早々、こんなに苦しい展開のドラマはやらないだろうという展開。

この2話はこれまでにテンポが早く、緊迫感のある進行。

スンホの歴史的成長のおかげ!!

こちらは、これまで同様スンホ演技について、喋らずにはいられない状態になっている私の、思うところを記した次第です。ちょっと山吹色(大きい文字)の点在がうるさいかも!?



スヨンへの優しい愛情溢れる部分と秘密の部屋での復讐心による闇の部分を持ったハリーは、2つの内面を行き来しながら、まだそれでも心のバランスを保っていたが、ハリーは思い通りに全てを成し遂げられるという自信に溢れていた。それが、第15話でスヨンが離れて行った孤独から、徐々に崩れて行く。そして、第15話ラストでは、全身でスヨンを引き戻そうと抱きしめる。この演技は、スンホにとって、歴史的場面だった。

美しい顔を崩して
人間の内面が不気味に変化してい様を細かく計算
その中に没入して迫力あるスンホ独自のスタイル完成





第16話では、実業家ハリーから、復讐を実行するカン・ヒョンジュンとしての存在に変化していく。14年前に母を奪われ、自分の足にも一生消えない大きな傷を負わせたハン・テジュンとその息子であるハン・ジョンウに対して、復讐を遂げようとする牙を向く部分となった。それは、徐々にスヨンの前でも言葉になって出てくるが、スンホの演技は繊細に準備され、かつ、自分の中から湧き出て来る感情が滑らかに流出。

いつもは冷静なヒョンジュンが、実母に会うために、自分の素性がばれる危険を顧みず、ハン・テジュンの家に行く。このときには、ヒョンジュンはまだスヨンが自分の想いと近いものを持っていると信じている。ハン・テジュンの家を前にして、ジョイ(スヨン)の名前を口にする。
ここから先のスンホ演技がまた、素晴らしかった、というか。

素晴らし過ぎて…号泣、号泣、また、号泣

ファン・ミランと仕事の話をしながら、母のいる部屋に近づく機会を狙う緊張感、母の部屋の扉のノブに手をかけようとする、不安と期待。ノブに触った手さえ、特別な緊張感と存在感を持っているように見える。
ためらいながら、部屋に入って立つヒョンジュン。母に近づき、14年間のその想いに嗚咽する。「ジュナだよ」と。母の手を取ろうとしたときの、精神に異常をきたしている母の拒絶。これによって彼の嗚咽は絶望の嗚咽に変わる。

胸をえぐられるスンホの嗚咽

駆けつけたスヨンに抱きかかえられるヒョンジュン。それは、12歳のときに母を失い、母を求め続けていた子どものままのヒョンジュン。若いが実力と自信を兼ね備えた実業家としてのハリーとこの子どものように泣くヒョンジュン。

母親を越える年齢になる前に母親を奪われた青年の
大人になりきれない部分を、スンホは見事表現


これが、ヒョンジュンの精神に決定的に欠けている愛情という栄養なのでしょう。
ここから続く、泣きながら車を運転してテジュンの家から出て行く場面。ここでスンホは、車を止めて叫ぶ。

心の底からの絶望の叫び
見る者も哀しみに引きずり込まれる


本当に、母と対面する場面、この叫ぶ場面は何度見ても涙でした。(←いつも涙腺は緩みがちですが…)。

スンホはビジュアルが美しい。彼は、どう見せれば美しく見えるか知っている。グラビア等で若者の雰囲気を見せるときは、あくまでも現代の美しい若者を演じるし、ハリーの演技では、顔を崩すことが殆どない。が、美しい人の場合、その美しさに依存しすぎると、平板になってしまう可能性がある。素敵だけれど、下手をすると変化がなく、見飽きた顔になってしまう。スンホは少しずつ、表情を崩す方向に変えつつあったが、第16回では、スンホは車の中の叫びでは完全に崩した。

美しさを崩すことで内面の深さと迫力を獲得
ヒョンジュンの叫びに再び胸をえぐられる




見る者の共感を買った後の第17話。
これは、衝撃の展開だった。
復讐心、嫉妬心、そして、スヨンも母も自分の傍にいてくれる存在でないという絶望と孤独。それが、それらを刻々を変化していく場面に散りばめて行く。

とにかく、スンホは演技が上手い

車の中でのスヨンとのやりとり、殺人の告白、そして、スヨンと食い違って行く自分の想い。ここには、母に拒絶され自暴自棄になって、より強い復讐心にとらわれている彼の焦りや絶望が見える。それに対するスヨンは、ヒョンジュンに「ハン・テジュンのこと、ジョンウや自分の母が自分を捨てたのではなかったこと、全てを知っていたのに、私には黙っていたのでしょう!!」ときつく問いつめる。「それは君のためだった」と言い訳するが、スヨンはそこに彼が自分への執着であり、彼の中の利己的な部分を指摘しようとしている。
車の外にジョンウがいるが、ヒョンジュンはついに車の扉を開ける。スヨンを自分の元に置いておくのが叶わないと断念。ヒョンジュンはスヨンに執着を見せながらも、ついに手放す。

悪役なのに内面を際立て見せるので
見る者は共感してしまう
彼の殺意にさえ、同情を感じる



ハリーは、スヨンに捨てられ、家で荒れ狂う。悲惨!!荒れ狂いっぷりも迫力あった。スンホ君、細いけれど、力が出てきた…。

1人ベッドに横たわるヒョンジュンが、スヨンと2人でベッドで眠るシーンを回想する。本当にあんなに頼り会って素敵だったのに、と悲しくなる。。

荒れ狂うヒョンジュンの姿にも迫力十分!!
大人になったスンホ!!


そして、ヒョンジュンはスヨンまで復讐の対象にしてしまいます。これは予想外でした!!
スヨンは、おそらくハリーを放り出せずにハリーの家にもどってきたのですが、ハリーと自分の写真、ハリーの秘密の部屋では、ハリーの母の肖像画も床に散らばっている。彼は大切にしていたものにさえ、怒りの矛先を向けた。ここで、スヨンは恐怖を感じたんだろうか??

そして、ファン・ミランとヒョンジュンの場面。
正体を見破り、「カン・ヒョンジュン」と呼ぶミランに対しての、いつものとおりの冷静で揺るぐことのない表情のヒョンジュン。正体を見破ったミランの言葉にも毅然としていて、黒のYシャツも似合っていて、かっこいい。 声もいい!!16話から続いていた、泣き&叫び&絶望のヒョンジュンから、ガラッと変えた!!
ここでヒョンジュンは、ミランにワインを飲ませる。ワインの注ぎ方が堂に入っていて、「ペク・ドンス」ヨ・ウンのときとは大分違う。さすが、数えの20歳、成人、お酒OK!!
スヨンが秘密の部屋のCCTVで見ていることを知っていて、今度はスヨンに向けての恨みの言葉を吐く。

復讐の目つきは正直怖い!!
完璧なる悪役!!


続いて、秘密の部屋から解放されたスヨンの前に血を流して息絶えているミランに驚くスヨンの前で鳴る、ピアノの音。その前に、ヒョンジュンが一人きりで弾くピアノの場面があった。スンホ君が実際弾いたとニュースになっていたが、彼はなかなか情緒豊かに弾いています。何話かで「スヨンのために数曲弾く」と言っていた。ピアノの音はパソコンからヒョンジュンは、その優しい音色のピアノの音を途中で中断し(ここがみそ!?)、「君を殺人者の娘でなく、殺人者にする」と。そこまで来たか!! でも、やっぱりヒョンジュンが哀しい。。

彼は、本当に丁寧に、スヨンに復讐するという考えにいたるまでを演じているので、行動に説得力があります。彼の状況では無理もないと思わせてしまう。

ここから、スヨンは、助けにきたジョンウと逃げ回ることになるらしい。。
願わくば、最後のときを迎える前に、ヒョンジュンにはスヨンに対する愛情を取り戻して欲しい。。


やっぱり、最後は悲劇的結末かな…

哀しくて立ち直れなくなりそう。。

by Cloudia-Yo | 2013-01-04 07:50 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(15)

Commented at 2013-01-04 10:09 x
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Commented at 2013-01-04 10:34 x
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Commented at 2013-01-04 11:13 x
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Commented at 2013-01-04 11:39 x
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Commented by hana at 2013-01-04 21:47 x
こんばんは。
16・17話のスンホは胸が痛くなるシーンが多かったですね。
テジュンの家の前で「ジョイ」って呼びかけた時はもう胸が締め付けられそうでした。
スヨンはその頃ジョンウとイチャイチャしていたのに(ノ_-。)
しかも母との衝撃の再会の後でもスヨンはハリーを一言も慰めてなかったような…
今まで騙してた事を責めたいのは分かるけど今じゃなくてもって思ってしまったわ(TmT)
ジョイというたった一つの光を失い、やっと会えた母にも拒絶され生きる意味も見失ってしまったかのようなヒョンジュン。
テジュン一家への復讐は破産させ全てを奪い、かつ息子に逮捕させることだったけど、ジョンウに対する最大の復讐はジョンウに自分を殺させることじゃないかと深読みしている私です。警察官じゃないジョンウが発砲・死亡させたらただの殺人犯ですもんね。
スヨンへの濡れ衣は調査すれば分かるだろうし、室長はヒョンジュンの後を追って自殺しちゃいそう…
オンマが正気を取り戻してくれたらヒョンジュンも救われるのかな。
Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-04 22:56
>桃さん、ありがとうございます!!

桃さんのコメントを読みながら思い出して、また、胸が締め付けられていますよ。感情の中に入り込んで来るスンホ君、他の俳優さんとちょっと違う…。スンホに異様にハマる人がいるのもそのせいでしょうね(←私も異様です)。どうしても語らずにはいられなくなってしまいますよね。

「会いたい」は、スヨンやジョンウの態度には不満もあるけれど、スンホ君にとっては、彼の可能性が開花した、大きな意味のある作品だし、スンホ君が相手役として演技しやすいと思っているウネさんで、また、共演も元東方神起で色々苦労していた時期もあるユチョンさんで、引き出されたものもあったと思います。そういう意味で、この共演はヨカッタかな、と。。
憎しみいっぱいのヒョンジュンは可哀相だけれど、ますますスンホかっこいい!!!これにもヤラレました。しかも、なんか母性本能をくすぐる…。

桃さんもまた、語ってくださいね!!
Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-04 23:21
>hanaさん、ありがとうございます!!

悪役は分かっていたんだけれど、17話の展開、スンホ凄過ぎて、ほんとにビックリでした。スヨンもジョンウもウンジュも家族や家族に代わる存在を見つけられて、スヨンの心の傷も癒され、帰るべきところに帰ってしまい、1人傷を抱えているのが、ヒョンジュンになってしまったんですね。

ほんとにスンホ君の演技は、「この場面に惹き付けられた」という部分が満載で、分量が多かれ少なかれ、一つ一つが心に残りますよね。

hanaさんの大胆な予想、思いつきもしませんでした!!ユン室長のハリーが、ジョンウへの恨みのこもった目がかっこよかった。逮捕されても冷静に「犯行はスヨンの指示」みたいに言っていて、これも計算の内?なんか、時計か何かを見て、この証言したみたいだし。なかなか良い存在。ヒョンジュンの心を支える彼がいるのが、せめてもの救い。ハン・テジュンの隠し子説もありましたが、おもしろい存在だと思いますよ〜。

あと3回、どーなることやら(* , *)~~ これ以上ヒョンジュンを苦しめないでーっ!!(←あんなに悪逆なのに相変わらずヒョンジュンのみの味方)
Commented at 2013-01-06 05:57 x
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Commented at 2013-01-06 07:21 x
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Commented at 2013-01-06 11:13 x
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Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-06 12:52
>桃さん、コメありがとうございます。
私も楽しく読ませていただいていますよ。

何度見てもスンホ演技素晴らしく−ヨ・ウンも素晴らしく素敵だったんですが−電撃出演決定だった「会いたい」でここまで成長できると思っていなかったので、その現場に立ち会えて、本当にラッキーだったと思います。今も胸がゾワゾワです。私の場合は、スンホ君の恋人になりたいとか思う年でもなく、このスンホへの愛が何なのか、自分でもちょっと初めての経験で分からないのです。ただ、ひたすら魅入ってしまって、何度でも会いたい(笑)。「美貌と才能」に惚れてしまったってことかな!? それから、第17話では、「声」も加わりました。感情を抑えきれず裏返る声がまた抜群。私、 結構、天才的才能のある人が好きなんですね〜。

ただ今、これまでのドラマの内容をちょっと整理して次回放送までに、私的に展開の理解をしたいと思うっのですが、いかんせん忙しくて、無理かも…。
あと3回楽しみましょうね!!
それではまた!!
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