ユ・スンホ「ポゴシプタ」第15話までのハリー、その演技の変化!!   

2013年 01月 02日
第15話でのハリーは、以前にも書きましたが、絶品。見たら沈黙していられない程のスンホ君のカリスマ演技を見られました。他の方もブログで言われていましたが、演技のみで言ったら、mbc演技大賞も取れたのではと思える程、並みでない、「いっちゃった」演技でした。スンホのハリー演技はここのところ素晴らしかったけれど、この日よそでは見られないほどのレベルに到達したと思います。

スンホにスタンディング・オベーション!!

黙っていられないので、以下にあらすじも少々コミで語りを。。あくまでも、私の独断による解釈でございます。

さて、第15話はハリー・オン・パレード。時間は長くないけれど、しっかり魅せてくれました。
早送りしながら、再チェックしたら、
ハリーの出番は確か7つ。
1. ジョンウの携帯を叩き落とし、ジョイ(スヨン)が出て行ってしまう場面
2. ジョイの出て行ったエレベーターを見つめながら無言で待つ場面
3. 携帯でジョイにメールしてから、ソファに座り続けている場面
4. (ジョイがデザイン画を描き始めてもまだ)ソファに座り続けている場面
5.秘密の友達がハリーの母から奪ってきた点滴チューブで作った花をハリーの家に届けに来る場面
6.秘密の友達であったユン室長が「ジョイがもうすぐ来るはずだ」と告げに来る場面
7.ハリーが14年前のことを覚えているのかと問いつめるため、ジョイが帰ってきた場面

1の場面
杖でジョンウの携帯を叩き落とすハリー

ジョンウは、携帯に異母姉妹のアルムから送られてきたハリーの母親ヒョンジュの画像を、親しげにスヨンに見せようとするが、自分がスヨンに死んだと話した母親が実はまだ生きていることを知られることを恐れ、阻止しようとする切羽詰まった表情。落ちているジョンウの携帯に写っている母かもしれない人の写真を見ようとする複雑な表情。なんか、またまた「携帯の画面見たいよね〜。オンマが写っているかもしれないんだから」と同情。何も知らず、携帯をハリーに渡すまいと拾い上げるジョンウに対して敵意むき出し。スヨンが近づいてくるのを察して、杖をわざと落としスヨンの同情を買おうとする。スンホはこれまでに見せたことのない卑劣な面持ちを見せ、ジョンウとのバトルがニュースでも大分取り上げられていたようですが、この辺の表情は見物!!

2番目の登場場面
ハリー待ちわびる、可哀相の図

ここから数秒間ずつ、ジョイを待ち続ける5つの場面が点在。無言でソファーに座ったまま待つハリー、絶望と孤独を感じながらジョイを待ち続け、3つめの場面で、カン・サンチョルを病院の屋上から突き落としたと思われる黒覆面の男がハリーの家に入ってきて、ハリーの母が作った点滴のチューブで作った花をテーブルに置く。ここで、ハリーがカン・サンチョルの殺人に関わっていたこと、黒覆面の男がハリーの秘密の友達であると分かるところ。そして、ハリーは「ジョイが行ってしまった。ジョイを連れてきて」と秘密の友達に言う。待ち続けて放心状態のハリーのこの目つきのイッチャッテいるぶり、こちらまで力が抜けてしまいます。

ハリーに関しては、かなりコンパクトにまとめてあるのに、このドラマ、ジョンウとスヨンの場面は少々長過ぎる感なきにしもあらず。でも、スンホ場面も長さが適当とは言い切れない部分もちょっと…。

点在している登場場面
スンホ君は、時間を追って絶望に蝕まれて行くハリーの内面を表現

この次、秘密の友達が再び来て、彼を「ハリー」と呼ぶスンホ(??? もう1人のハリーが出てきた。これは、想像だにしなかったので、ちょっとおもしろかった〜)。ここで、スンホはスンホでなく、ハリー(カン・ヒョンジュン)という存在になってしまった!! (ユ・チョンはいつでもやっぱりユ・チョンなんだけどな〜)。内面の絶望の挙げ句、最後に出た言葉は「ジョイを殺してでも連れてきてくれ。自分のものにならないなら」とか言って、秘密の友達が「了解しました」みたいに答えています。が、秘密の友達は、外に出た彼に肩掛けをかけてあげるときの様子が、義務感とかでなく親近感(愛情?)を持っているように見受けられたので、ハリーが「殺してでも…」の言葉にも、軽くうなずいているのは、この「殺して」が本心ではないと分かっていたのでは?? だって、このときのユン室長の顔には「殺人をする」という緊張感が全然なかったし、「ジョイはもうすぐ来るでしょう」と言った後の言葉だし。ということは、ハリーも実は口から出た「ジョイを殺して」は嫉妬心からきた、本心とは異なる言葉だと、私は解釈する!! 私はスンホのハリーが好きなので、ジョイのことを嫉妬で殺すハリーであって欲しくない!! ハリーは、ジョイを取り戻したがっているけれど、それは14年も一緒にいたんだから当然(…ほんとにずっと一緒にいたのかな??)、私だってそんなに一緒にいた愛する人がちょろっと会った昔の初恋の人のところに行っちゃったら「殺してやる〜」くらい言いたくなるかもしれない。もちろん、絶対実際にしませんけど〜!!




スンホ「会いたい」登場序盤でのハリー
ジョイ(スヨン)の前では愛情に溢れ、保護者であり家族であり、また、運命共同体のような、14年間、自分の素性を偽って生きてきた二人にしか分からない深い絆を感じさせるものだった。スンホの優しさと美しさは、二人の関係を、いまだかつて見たことのないような魅力溢れるものにした。

第5話で登場した頃には、ぎこちなさと役柄に対する迷いが多少見えたスンホ君。「会いたい」への出演は、電撃合流決定だったし、韓国のドラマはいつもギリギリの時間で徹夜状態で撮影するという噂。当然、台本も遅いとか。役を作るにも台本がなければムリというご事情もあったのではないでしょうか。(←←これは、私の想像による発言です)。実生活で恋愛経験がなく、相手役のユン・ウネは実年齢は9歳も年上。正直、大丈夫かな〜と心配に思える部分が見えたりもした。

8話からのスンホのハリー
演技に変化が
8話で、自宅のパーティにハン・テジュンを呼んで復讐の対象であるハン・テジュンと直接対面した場面から。この辺り場面のみ、スンホ君「おでこ全開」。そこで、あの何かが起きるときに用いられるテーマ・ミュージックが流れ、同時に、おでこ全開のもの凄く美しいスンホ君がこっち向く。これには、十分びっくりさせられた!!多くの方が言われるとおり、スンホ君のおでこは半開くらいまでにしていただきたいんですが、この場面に限り、「うわー、出たーっ!」とびっくりさせる効果を考えたら、十分正解の「おでこ全開」だったのではないかと思います。

ここで初めてハリーはジョイ(スヨン)に対する優しさとは別の不遜な態度をハン・テジュンに対して見せる。一方、これに続く9話では、カン・サンドック殺害の容疑者として逮捕されたジョイを取調室の外で待ち、保釈されるジョイに「チベカジャ(家に帰ろう)」と言うシーン、これは、「オー、チベカジャ(うん、帰ろう)」と言うジョイ(スヨン)の台詞と共に、追いつめられた状況にある男女の愛情に溢れた場面で秀逸でしたね。

第11話のハリー
復讐の相手ハン・テジュンの家に

それまでのハリーには、悪役としては線が細い感じが少々あった感。それが、ジョイ(スヨン)を伴い乗り込んで行ったハン・テジュンの家でのやりとりで、優しいハリーとは別の、実力ある実業家としての無遠慮な言葉を吐き、目つきが血走ってきました。

「足はいつ怪我をしたのか?」と聞くハン・テジュンに、「あなたがやったのでしょう!」という恨みの言葉を投げつける。このときの常軌を逸した表情を見せるハリーの強い言葉。その後すぐに「自転車で」と、最近の接触による怪我と訂正するような言葉を付け加えるが、このハリーの「あなたがやった」という言葉は、14年間ハン・テジュンに投げつけたかった言葉。「うわー、とうとう言ってくれた」という感じだった。

スンホ君の怒りの演技は大好きです。「ペク・ドンス」のときも自分が裏切ったことに怒り、剣を振りかざすペク・ドンスに対して、あの目で「やめろ!! やめないと剣を抜くぞ!!」と怒鳴った、正体を隠していたヨ・ウンが初めて心の内から叫ぶ強い言葉。これは、悲惨な状況の場面であるにも関わらず、「ペク・ドンス」スンホの 魅力ある場面だったと思います。高校生なのに、大人っぽかったな〜。素顔のスンホからは想像できない顔だった〜。

話が脱線しましたが、ハン・テジュンの家での場面で、スンホ演技はこれまでにないふてぶてしい内面を見せたおもしろい場面。とにかく、
スンホの細かい演技、いよいよ始まった!!
 一言一言に表情を変えてくる。無表情になったり、鋭い目つきで笑ったり、上目使いで複雑な内面を表現したり、かと思うと、子どものように無邪気に笑ったり。彼は、「ペク・ドンス」のヨ・ウンでも、苦しい場面で苦悩の表情の中にふと笑顔を混ぜるのが得意だった!! これに見る者(特に女性)は魂をもっていかれる!! (またまた、ヨ・ウンに話が…。ヨ・ウン大好きなんです)。

第12話以降
さて、スンホ君の計算され、考え尽くされた演技に、プラスアルファが出てきた!! 

それまで自分の方しか向いていなかったジョイの心が自分から離れ、帰って来ないのではないかという不安にかられていく。「ジョイ、行かないで」とジョイにすがりつき泣く場面。ここでは恋人ハリーでなく、人間ハリーになっていた。この場面、ジョイに「揺れないでくれ」とつぶやくハリーの切なさに共感した者多数。スンホ君、よく「存在感がある」とよく言われていますが、存在と表現を見せつけてくれました。

ドラマ前半のスンホ君は、そのビジュアルや若さの持つ神秘を振りまいて見る者を引き込みましたが、後半の彼は、その美しいビジュアルを徐々に崩す演技を織り込み始めた。そして、これまで度々賞賛の対象となっていた「目」による演技、「眼差し」で物語ることから、全身での表現に変えることに成功したと思う。

これにより、彼の演技は飛躍的に変わった。

第15話でジョイを待つスンホのハリー
魅力的な眼差しを空ろに変え、ジョイを待つ焦燥と絶望を全身で表現することに成功

目の表情を消すことによって、むしろ全身の血が逆流するような表現を獲得したんだと思う。スヨンが彼を問いつめるために、家に帰ってきたときのハリーは絶望と嫉妬に縛られながら、自分が14年前のスヨンのこと、ハン・テジュンに復讐しようとしているのことなど、真実を隠して、泣き、スヨンに抱きついて、ジョンウの前で虚偽の言葉を言ってみせるという卑劣な行動に走るが、このときの表情は、あちこちで絶賛されている。ジョンウが入ってきたので、ハリーから離れようとするスヨンを余計に強く抱きしめるスンホの演技は、全身でスヨンを捕まえておこうとする、これまでの彼とは違った力が見えた。抱きしめるのは手、でも、彼が全身でスヨンを捕まえておこうとする、ハリーというキャラクターを完全に自分のものにし、ハリーとしてスンホが感じて考えているという状態にまで到達したと思えた。

スンホ君は、成長のために必要な経験を自ら進んで積み重ね、ハリーを完成させて行きました。「会いたい」が放映を終えたら、彼は軍に入隊します。入隊を前にして、全身全霊でこの役に取り組んだと思われるスンホに涙…。

たまたま、「ペク・ドンス」を見て、ユ・スンホ君に捕まってしまった私ですが、あれから4ヶ月、まさかこのような演技に出会えるとは思っていなかった。この出会いはラッキーだったと思う次第です。


ユ・スンホ ユ・スンホ ユ・スンホ!!

この後、良い台本により、彼がラストまでしっかり突っ走れることを願うばかり…。

by Cloudia-Yo | 2013-01-02 04:46 | 会いたい(ポゴシッタ) | Comments(9)

Commented at 2013-01-02 06:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-01-02 07:09 x
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Commented at 2013-01-02 07:44 x
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Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-02 10:45
あけましておめでとうございます。桃さん!!
嬉しいコメント! 大歓迎!
スンホ君の演技について私が感じていることを共感してもらえるのは、嬉しいです!! スンホ演技は未だかつて見たことのない素晴らしいですよね。特に15話ラストは、これが見られれば「会いたい」を見た甲斐があったというくらい。

韓国芸能人でスンホ病になってしまった方のことがときどきニュースに出ますが、私もしっかり彼の色気と演技につかまったスンホ病の年増女です。19歳にはまるのはどーかと思うけれど、やめられない、止まらないのかっぱえびせん(苦笑)。

さて、いよいよ今晩。楽しみ、かつ、ちょっと展開が心配。。ウンジュも全く出番少ないし、アルムも相手役はカットになる可能性大かも??
Commented by hana at 2013-01-02 22:34 x

こんばんは〜
ぅん、ぅん、彼の演技は本当に素晴らしいです(⌒∇⌒彡
15話は登場シーンも動きも少ないのに、ハリーの孤独さと捨てられる恐怖感が画面から飛び出てきそうなほど、ひしひしと伝わってきました。

スヨンもジョンウも誰がやっても変わらないだろうけど、このハリー役は演じる人によってはただの猟奇的な人間にしかならないかも。こんなに哀憐を誘う犯罪者に作り上げたのはスンホだからこそですよね。

最初は可哀想で応援してたスヨンの立ち位置が全くもって分からない。
ウンジュに「スヨンでなくて良かった。もう会うこともない」
と言われたすぐ後にジョンウに「キム刑事の事件が解決したら家に帰れる気がする」なんて言っちゃってるし(-_-;ウーン

ジョンウなんてウンジュの事全く考えてない。キム刑事が亡くなって一番辛かったのは娘のウンジュのはず。14年間、スヨンオンマ達と家族同様に生活してきた中にいきなりスヨンが帰ってきたらウンジュの居場所が無くなっちゃうのに。なんか2人の世界だけですべてを動いているのがすごく鼻につく。もっと葛藤とかが見れたら違うのに。
ま、主役2人のラブはどうでもいいので今日もスンホの演技に見惚れましょう♪
Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-02 23:44
hanaさん、こんばんは!!
先日MBC演技大賞リアル視聴成功に気をよくして、今日は放送開始後15分くらいから、初リアル視聴をしました。私、韓国語分からないので、皆様の力をお借りしないと意味不明部分多々なんですが、ジュナ(本日よりハリーから変更)の心が痛過ぎて、号泣(T_T)。。。 スンホ素晴らしい!! 絶好調!! 胸をえぐられた!!
「スンホは悪役なのに、同情されるのが変(普通じゃない)」という記事があったよう。彼は類い稀な表現力で、ハリーの内面を明らかにして、復讐の卑劣さより、痛みの方を感じさせてしまうんですね。

が、予告頭にきた(激怒!!)。スヨン、こんなに痛いジュナを放り出すなんて許せん!! hanaさんも言われるとおり、スヨン&ジョンウ勝手過ぎる(更に激怒!!)。明日の放送が更に私の怒りを引き起こさないか、心配です。

ああ、それにしても今日は痛かった。オンマに「ジュナだよ」と言うスンホ、泣き叫ぶスンホ、たまりませんでした、あああ。
Commented at 2013-01-03 05:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-01-03 05:18 x
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Commented by Cloudia-Yo at 2013-01-03 10:06
桃さん、おはようございます!!
ありがとうございます!!
私も実は5時まで、パソコンで次のブログに想いを綴ってしまいました。 (←まだ未完成) そうせずにはいられないくらい、凄かった!! 想いはまさしく同じですよ〜。
ハリーの絶望と孤独、号泣で。。リアルで途中から見て、その後、ネットで見て、でも、やっぱり号泣した…。スンホ君の歴史的名演技ですね!!

こんなにジュナが辛いのに、イチャイチャしているのが許せんですね。「あんたたち、ハリーがどんなにして生きてきたか分かるの!?いい加減にしてっ!!」と叫んでやりたい。

今日はどうなることやら、本当に心配です。でも、スンホの名演技がとどまることなく、繰り広げられて行くことは確実!! ああ、それにしても胸が痛い…、えぐられた…。
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